一般国道6号 仙台東部道路『名取中央スマートインターチェンジ』の開通時刻について
東北地方で初めて高速道路ナンバリング標識を設置します
平成29年2月27日
名取市
東日本高速道路(株)東北支社仙台工事事務所
名取中央スマートインターチェンジの開通
名取市とNEXCO東日本東北支社仙台工事事務所(宮城県仙台市)において共同で事業を進めてきた仙台東部道路 名取中央スマートインターチェンジ(IC)の開通時刻が決まりましたので、お知らせします。
- 開通日
- 平成29年3月18日(土)
- 開通時刻
- 15時
- 開通日については、2月13日に記者発表しています。
- 今回開通するスマートICは、ETC専用のインターチェンジです。
高速道路ナンバリング
わかりやすい道路案内の実現に向けて、東北地域で初めて高速道路ナンバリング標識「」が設置されます。別添1【PDF:1.5MB】
仙台東部道路 名取中央スマートインターチェンジ事業概要
1 事業概要
仙台空港IC~名取IC間に位置する仙台東部道路名取中央スマートインターチェンジは、名取市の中心部に位置し、近隣には仙台空港臨空都市「なとりりんくうタウン」や大型ショッピングセンターなどもあり、震災からの経済復興や物流拠点の効率化、更なる高速道路利用者の利便性向上に期待されています。
- 住所
- 宮城県名取市下増田耕谷(しもますだこうや) (上り線)
宮城県名取市飯野坂小揚場(いいのざかこあげば) (下り線) - 連結道路
- 市道飯野坂杉ヶ袋線
- 対象車種
- ETC車載器を搭載した全車種
- 利用形態
- 一旦停止、フルインター(上下線ともに出入り可)
- 運用時間
- 24時間
- 全体事業費
- 約27億円(消費税込み)
2 位置図
3 これまでの事業経緯
- 連結許可
- 平成25年 5月20日
- 事業許可
- 平成25年 6月11日
- 工事開始
- 平成25年 7月 1日
- 中心杭設置
- 平成26年 2月20日~
- 用地取得
- 平成26年12月 5日~
- 着工式
- 平成27年12月20日
- 供用開始
- 平成29年 3月18日
名取中央スマートインターチェンジの整備効果
1 震災からの経済復興(生業再生・交流エリアへのアクセス強化)
- 宮城県において、平成23年12月に仙台空港の利用増進に向け民間運営化に向け検討開始し、平成28年7月1日に国内第1号として民間運営空港化されました。
- 名取市においても県の計画(広域観光ツアーの構築)を踏まえ、「名取市震災復興計画」及び「名取市都市計画基本方針」において空港周辺地区を「生業再生・交流エリア」として位置付け、企業誘致や観光など広域交流拠点の整備を目指しているところです。
- スマートICの整備と合わせ、当エリアまでのアクセス道路の一体整備を進める計画であり、高速道路とのアクセス時間の短縮による広域交流機能の強化が図られ、企業進出による雇用促進といった効果も期待されるなど、当該地域の経済復興において大きな効果が期待されます。
- 所要時間は、生業再生・交流エリアから名取IC及び仙台空港ICまでの一般道利用とスマートインター利用での所要時間の比較。(H22センサス非混雑時速度(上下平均)及び市道(40km/hより算出)
2 高速道路利用者の利便性の向上
- 名取市においては、名取駅前地区や名取が丘団地に人口が集中しており、さらに新市街地として大規模商業施設も含めた「なとりりんくうタウン」が平成19年3月に整備されたところです。
- また、東日本大震災における下増田地区被災住民の「なとりりんくうタウン」の隣接区画への集団移転が進められています。
- これら市街地からは既存の仙台空港ICや名取ICはアクセス性が悪く、スマートICの整備により、アクセス時間が短縮され、市民の通勤や買物、レジャーなど、広域移動の交流が促進され、地域の活性化が期待されます。
- 所要時間は、各市街地から一般道利用またはスマートインター利用での名取IC及び仙台空港ICまでの所要時間の比較。
(H22センサス非混雑時速度(上下平均)及び市道(40km/hより算出)
3 周辺幹線道路の交通渋滞緩和
- 国道4号等の名取市及び隣接する仙台市太白区の主要幹線道路においては、朝夕のピーク時や休日における慢性的な渋滞が課題となっています。
- 名取市中心部へのアクセス性に優れるスマートICの整備により、一般道走行から高速道路利用への転換が促され、周辺幹線道路の渋滞緩和など交通環境の改善が期待されます。
- 起点を仙台市太白区長町として、なとりりんくうタウンまでの所要時間を算出
- 所要時間は、H22道路交通センサス非混雑時速度(上下平均)及び市道(40km/h)より算出
4 救急医療施設へのアクセス性の向上
- 名取市における救急搬送は、主に岩沼市内の総合南東北病院(第二次医療機関)となっており、年間約600人を超える搬送実績となっています。
- 名取市からの搬送経路としては国道4号が主な経路となっていますが、スマートICの整備により、渋滞区間や多くの信号交差点の通過を避けた搬送が可能となり、搬送時間の短縮と患者の安静搬送など、救急医療活動における効果が期待されます。
- 所要時間は、H22道路交通センサス混雑時速度(上り)及び市道(40km/h)より算出
スマートICのご利用方法
- スマートICはETC専用のインターチェンジです。
- ご利用にあたっては、ETC車載器にETCカードを挿入して通行してください。
- スマートICの開閉バーの前では、必ず一旦停止してください。
- 開閉バーが開かない場合は、係員にお知らせください。
仙台東部道路 名取中央スマートICの通行料金
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