冬用タイヤの装着率調査結果(第2回)
~雪道での交通事故防止のために冬用タイヤの装着をお願いします~
平成26年2月3日
東日本高速道路株式会社
関東支社
NEXCO東日本 関東支社(東京都台東区)では、1月下旬に管内の休憩施設において、2回目の冬用タイヤ装着率の調査を実施しました。
その結果、冬用タイヤの装着率は全車種平均で約65%(前回比15%増)で、大型車(約73.9%)、小型車(約61.7%)共に装着率が向上しました。
これからスキー場や降雪地域に向かわれる方は、必ず冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行をお願いします。
また、首都圏に近い休憩施設では特に装着率が低い結果(大型車平均63.1%・小型車平均40.2%)でした。首都圏でも路面凍結や降雪に見舞われることがありますので、路面凍結時や降雪時は、不要不急のお出かけは控えるか、万が一に備えて冬用タイヤの装着をお願いします。
調査箇所
首都圏に近い休憩施設(3箇所)
三芳PA(関越道)、蓮田SA(東北道)、守谷SA(常磐道)
降雪地域に向かう休憩施設(6箇所)
姨捨SA(長野道)、横川SA(上信越道)、赤城高原SA(関越道)、那須高原SA(東北道)、大谷PA(東北道)、中郷SA(常磐道)
調査期間
平成26年1月19日~26日(調査台数:3,141台)
※前回:平成25年12月11日~17日(調査台数:2,069台)
冬用タイヤ装着率【休憩施設(9箇所)平均】
首都圏に近い休憩施設の冬用タイヤの装着率
※第2回の調査結果でも、首都圏に近い休憩施設では小型車の装着率が低い傾向
降雪地域に向かう休憩施設の冬用タイヤ装着率
※降雪地域に向かう休憩施設では、全車種の装着率が高い傾向
全車種の平休別の冬用タイヤ装着率
※最も装着率が向上したのは関越道、装着率が変わらなかったのは東北道
小型車の平休別の冬用タイヤ装着率
大型車の平休別の冬用タイヤ装着率
※小型車は休日の方が装着率の向上が高い傾向、大型車は平日・休日伴に高い傾向
ネクスコ東日本からのお願い
冬の高速道路は降雪・凍結によって、滑りやすくなります。他のシーズンと同じようなスピードやハンドリングは非常に危険ですのでおやめ下さい。
また、昨年1月14日に首都圏でも、突然の降雪により、ノーマルタイヤ車が走行不能となり、長時間の通行止めとなりました。万が一に備え、冬タイヤの装着をお願いします。
冬の高速道路では、車間距離を十分にとってスピードを控えめに、「急ハンドル」、「急加速」、「急ブレーキ」などの「急」の付く操作は行わず、ゆっくりと安全な運転をお願いします。
また、冬期においては、出発地は晴れていても目的地や通過点で雪が降っていることもありますので、出発前に気象情報を予め調べたうえで安全な備えをお願いします。
ネクスコ東日本では、お客さまに高速道路を安全に、また安心してご利用いただくために、除雪作業・凍結防止作業を実施しています。マンがいちモシかしてに備えて、皆様のご理解とご協力をお願いします。
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弊社HP「ドラぷら」 「冬の高速道路 そのとき、どうする!?」
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