エアーバルーン式遮断機などを活用した
小樽JCT余市方面ランプ閉鎖の試行運用について
~後志道通行止め時の札樽道銭函IC⇒朝里IC間(上り・小樽方面)通行止めを回避~
令和2年12月8日
東日本高速道路株式会社
北海道支社
NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、エアーバルーン式遮断機などを活用したE5A後志自動車道(後志道)・小樽ジャンクション(JCT)余市方面ランプの閉鎖を、後志道の開通から2周年を迎える今月から試行運用することになりましたので、お知らせします。
これまで、後志道の小樽JCTから余市方面に向かう区間の通行止め時には、同JCT付近のカーブや勾配を考慮し、お客さまの走行の安全性確保の観点から、E5A札樽自動車道(札樽道)・銭函インターチェンジ(IC)⇒朝里IC間(上り・小樽方面)もあわせて通行止めにすることとしていました。
今回の試行運用は、後志道の通行止め時、小樽JCT余市方面ランプの分岐部やその手前付近に設置したエアーバルーン式遮断機や道路情報板などを活用し、規制車両などを配置せずに同ランプの閉鎖をすることで、当該区間の通行止めを回避する取り組みです。
後志道の通行止め時は、エアーバルーン式遮断機や道路情報板の表示などにご注意いただき、余市方面ランプに誤進入されることのないよう、安全な速度での走行をお願いします。
1.試行運用箇所
走行イメージ動画はこちら
2.試行による変更点
これまでは、後志道の小樽JCTから余市方面に向かう区間の通行止めが実施される際は、札樽道・銭函IC⇒朝里IC間(上り・小樽方面)もあわせて通行止めにしていましたが、エアーバルーン式遮断機などを活用した小樽JCT余市方面ランプ閉鎖の試行運用により、当該区間の通行止めをせずに、後志道の通行止めを実施することができるようになります。
- 小樽JCT付近で積雪による路面不良や吹雪による視界不良などが発生しているときは、従前どおり、札樽道・銭函IC⇒朝里IC間(上り・小樽方面)を通行止めにする場合があります。
3.エアーバルーン式遮断機について
エアーバルーン式遮断機とは、交通事故や災害などが発生した際に、無人で道路を仮封鎖するための装置です。バルーンは空気を送り込むことで膨らみます。布製で、車両が誤って接触しても安全なつくりになっています。
4.各機器の配置図(イメージ)
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