ETCを悪用した不正通行者の逮捕について
~ NEXCO東日本は今後も不正通行には毅然と対応します ~

平成22年5月10日
東日本高速道路株式会社
関東支社

 5月9日、埼玉県警察は、ETCシステムを悪用し、料金所係員を欺き本来支払うべき通行料金の支払を免れていた不正通行者を詐欺容疑により逮捕したと発表しました。

 本件は、容疑者が流入ICの情報が記録されていないETCカードを出口料金所の係員に差し出し、実際に流入したICと異なるIC(出口IC近隣)から流入したと通行区間を偽った申告を行い、本来支払うべき通行料金の支払いを不正に免れる行為を繰り返し行っていたため、当社から埼玉県警察に通報したことが契機となり逮捕に至ったものです。

 当社では、従前から、有料道路事業に対するお客様の信頼を損ねることのないよう、『不正通行は許さない』という強い姿勢で取り組んでまいりましたが、今般、容疑者が逮捕されたことは、通行料金負担の公平性の確保及び不正通行の抑止につながるものと考えております。

 今後も不正通行に対し、毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。

 なお、本件容疑者による不正通行については、通行料金の確認を行い、不法に免れた通行料金に加え割増金(免れた額の2倍)を請求します。