RECRUIT

私が所属しているサービスエリア・新事業本部は、会社の中で収益を上げていく部門です。これまでさまざまな部署で幅広い業務をしてきましたが、当社が管轄するすべてのSA・PA内の商業施設の会計統括を担当するのは初めてです。商業施設を運営しているのはグループ会社のため、方針や考えが異なることもありますが、同じ数値目標に向けて取り組めるよう日々の連携を大切にしています。普段はオフィスで働いているのですが、現場の販売員やお客さまの気持ちに寄り添いながら施策を検討した結果、目標を達成したときは、大きなやりがいを感じています。

また、仕事の魅力とは少し違うかも知れませんが、保育園児の娘と車で出掛けることがあり、そのときに「この高速道路、パパの会社でつくったんだよ」と話をしたら、「かっこいいね」と言ってもらえました。嬉しかったと同時に、子どもに自慢できる仕事をしている会社に勤めていて良かったと思いました。

子どもの頃の家族旅行で、高速道路を利用することが多く、高速道路を身近に感じていました。また、地方出身ということもあり、当社であれば、首都圏だけでなく東日本全体を管轄していることから仕事を通じて地方にも貢献できると思いました。

それと学生時代、カンボジアで孤児と一緒に農作業をするボランティアをした経験もきっかけになりました。現地では、首都ですら孤児があふれていて、日本との生活環境の差や経済格差を目の当たりにしました。この経験から、これまで当たり前だと思っていた環境は、それを支える人々の存在なくしては成り立たないことに気付きました。そうした日常を支える仕事で社会に貢献したいと思い、当社を志望しました。

私は入社14年目で道路管理、交通管理、用地、料金管理、サービスエリア事業とさまざまな仕事を経験してきました。異動するたびに業務内容が変わることから、毎回一から勉強することもありますが、一方で幅広い業務知識を得ることができ、視野が大きく広がります。それまでの部署で身に付けた知識やスキルを活かしながら、多角的に物事を見ることができるようになり、成長できたと思います。

認知能力と非認知能力という言葉を聞いたことがありますか？認知能力は学力やIQなどを指し、非認知能力は積極性や粘り強さ、問題解決力、コミュニケーション能力など数値では図り計りにくい能力を指します。当社ではさまざまな部署に異動し、立場や年齢の異なる人と接し、たくさんの経験を積むことで、非認知能力が鍛えられていきます。そういった職場環境があることこそ当社の強みであり、好きなところです。

子どもが大きくなったときにどういう社会になっているのだろうかと思うことがあります。さまざまな課題はあるものの、いまの子どもたちが楽しく幸せに暮らせる未来になっていてほしいです。いま、当社は高速道路を通じて、人と人、人とモノ、地域と地域を「つなぐ・出会い」を生み出していて、私はそれぞれのストーリーを想像するだけでとてもワクワクするんです。これからも高速道路を「安全・安心・快適・便利」に管理・運営し続けることで、次の世代に新たな「つなぐ・出会い」を紡いでいきたいと考えています。