RECRUIT

少し前まで、蓮田スマートインターチェンジ（上り線）の建設事業を担当していました。これができたことで、ひとつ先のインターチェンジまで行かなくても高速道路への出入りが可能となったため、周辺道路の渋滞が大きく解消されました。

自分が関わった仕事が地図に反映されたことで、今までにない大きな達成感を感じることができましたし、地域の方やドライバーの方に高速道路を使いやすくなったと思っていただき、社会に貢献していることを強く実感しました。開通式で車が1台、2台と通過するのを見たときは、感動でこみ上げてくるものがありました。

中学生の頃、近所の何もなかったところに高速道路が通り、インターチェンジができ、その影響で周辺に新しい工場や団地ができました。「高速道路ができるとこんなにも地元が変わるんだ」と高速道路がもたらす影響の大きさを思い知らされました。また、就職活動時に当社に入社した大学の先輩から話を聞き、当社に電気の知識を活かせるフィールドがあることを知りました。同時に、高速道路が人々の暮らしや地域社会に与えている影響を教えてもらい、高速道路を通じて地域を支えたいと思うようになりました。

当社には転勤があるのですが、さまざまな人から各勤務先での体験談を聞いたときは、楽しそうと思いましたね。いろいろな場所でいろいろな経験が積める環境にワクワクしました。

少し前までは、問題にぶつかるとすぐに助けを求めるタイプだったのですが、その前に一度シンキングタイムを設けられるようになったことです。自分の中で答えを出したうえで「こう思うんですが」と意見をぶつけられるようになりました。

また、技術的な知識も少しずつ身に付いてきました。たとえば交通情報を表示する道路情報板をCAD（コンピューターによる設計支援ツール）に落とし込んで、どの位置だとドライバーにとって見やすいかをシミュレーションしながら最適な設置場所を割り出し、それを提案し採用されたときは、大きな成長を実感しました。

新しい技術やより働きやすい環境を積極的に取り入れるなど、会社としてつねに変化しているところが好きです。当社には、がんばっていれば「何してるの？」と興味を持って話しかけてくれ、「これ、参考になるよ」と情報を与えてくれる先輩がいます。現在、サービスエリアのトイレ棟の新規設計をやっていますが、地域の魅力を発信できるトイレをつくれないかと試行錯誤しているところです。周囲からエネルギーをもらえるからこそ、チャレンジしやすいし、チャレンジすることで自分自身のガソリンが満タンになる気がしますね。

就職活動中に、高速道路は物流を支えることで地方の経済や雇用を支えていることを知りました。そんな高速道路を維持し、より良くすることで、東日本の各地域に活力を与えられたらなと思ったんです。初任地の室蘭などは、人口減少が相当進んでいましたので、なおさらそういう気持ちが強くなりました。将来的には物流MaaS※を実現するための高速道路の環境整備に携わって、未来の地域社会に活力を与えていきたいと考えています。

※物流MaaS（Mobility As A Service）：ICTを活用して交通をクラウド化し、マイカー以外のすべての交通手段をがシームレスにつながる新たな移動の概念。