グローバルに活躍し、
日本と世界の
橋渡しをしたい
2012年入社 G.H
本社 技術本部 海外事業部
環境理工学研究科
情報環境学専攻 卒
Q1.いまの仕事内容は?
当社ではインドに現地法人を設置し、日本国内で培ってきたメンテナンス技術を提供をしています。具体的には、インドにおいて、路面性状測定車両「E-NEXCO Eye」(※1)を利用した舗装点検業務に取り組んでおります。NEXCO東日本では、この業務を行うため、日本でも実績のある測定車両を現地向けに製造し、現地での車両の組み立てや実務を担当するインド人技術者への研修等を経て、昨年より調査を開始致しました。コロナ禍で、海外出張が難しい中ではありましたが、自身も海外事業課着任後約2年間のうち、約2か月程度は、現地へ渡航し、現地企業での車両工場での組立をマネジメントすべく、事前打合せや作業監督、インド人技術者への路面性状技術や操作方法の説明を行ってきました。
また、海外事業部は、受注者の立場としてJICA等が発注するコンサルタント業務を実施しており、日本国内で培ってきた道路維持管理やETC等を含むITS技術の海外への提案や、逆に海外での先進事例調査等も行っており、自身も欧州におけるITSの取り組みに関する調査に従事しました。
※1 路面性状測定車両「E-NEXCO Eye」…走行しながら路面のIRI(乗り心地)、ひび割れ、わだち掘れなどを的確に把握する車両のことで、日本で使用している機器を現地仕様にカスタマイズしたもの。
※2 ITS(インテリジェントトランスポートシステム)…高度道路交通システムのことで、ICTやAI分析などの最新技術を用いた道路管理により、高速道路の安全性や快適性向上を目指すもの。
Q2.仕事の魅力・
やりがいは?
インドは近年、目覚ましい経済発展を遂げています。人口は増えており、働き手も多く、若くして役職者という人も珍しくありません。街に活気があり、きっと日本の高度経済成長期を思わせるような熱量と希望にあふれています。そういった環境で仕事ができるのは、とても刺激があり、非常に面白味を感じます。また自分の仕事がこの国の高速道路の発展につながっていると思うとやりがいを感じます。海外ならではですが、国民性の違いで苦労することもありましたが、苦労したからこそ、E-NEXCO Eyeが始動した際には達成感がありました。
Q3.入社の理由は?
学生のとき、アジアでの降水量予測を研究テーマにしていたことや、ベトナムや台湾等アジア圏への国へ訪問等を通じて、海外におけるインフラ整備に関して強く興味を持ちました。そのため、就職活動では海外へのインフラ輸出という観点で活躍できそうな企業に目を向けていました。そのひとつが当社で、幼い頃から高速道路への興味もあったため、インターンシップに参加しました。
インターンシップでは、間近で見た北海道の建設現場のスケールの大きさに感動!こういう事業が東日本全域から海外へと広がるなら、きっとやりがいもあり楽しいだろうと思ったことが、入社を希望した理由のひとつですね。
Q4.成長したと思ったことは?
初任地の北海道の管理事務所では、橋梁の補修業務等に携わっておりました。先輩方からの様々なアドバイスを頂く中で、正解があるわけではない業務を進め目的を達成するには、皆の意見を踏まえ、「自分がどうしたいのか」を持つ大切さを身に染みて感じたことが今でも記憶に残っています。その後、研修先の国土交通省へ研修では国会対応や政策検討等扱う内容・業務量が非常に膨大で、とにかく瞬発的に仕事をこなす等、また違った働き方が身につきましたね。関東支社では、一工事ではなく、プロジェクト全体のマネジメントをする必要があったことで、より先を見たマネジメントの重要性を意識しながら働くようになりました。
そして、いま所属している技術本部 海外事業部ではこれまでとは異なる側面で大きく成長しているという実感があります。まず、海外では日本人のように察してくれることがないので、こちらの考えや意図を明確に伝える必要があり、伝える力は鍛えられています。さらに、合理的に考える海外ならではの視点や新しいやり方に気付かされて勉強になることも。いろいろな角度から物事が見るきっかけになりました。今後は、様々な視点で会社全体に対しても視野を広げていきたいです。
Q5.NEXCO東日本の
ここが好き!
一体感のある雰囲気が好きですね。仕事なので辛いこともあるのですが、その辛さをグループ会社の人や社内の仲間と共有しつつ、高速道路の開通というゴールを目指して取り組んでいる。その一体感が私のパワーになっていると思います。
あとは、どこへ行っても高速道路があり、2歳の息子に自慢できる点ですかね(笑)。工事事務所では、家族へ現場紹介をする機会もあったので、いつか子供を連れていきたいですね。働く車が好きな息子は絶対に喜ぶと思います!
Q6.どんな未来につなげたい?
将来的には、日本の高速道路の維持管理技術を世界に伝え、世界で得た知識や経験を日本に活かすといった循環をつくり、日本と世界の橋渡しをしたいと考えています。他国の事情や価値観を知ることでガラパゴス化から脱し、本当の意味での世界水準をつくれたら良いなと思います。これまでは人手を使って高水準を保っていましたが、どうしてもその分高コストになりがちです。人手不足といった課題もある中、いま、当社ではICT技術を駆使して維持管理における省人化を図っていますので、よりブラッシュアップして、グローバルに展開出来たら良いなと考えています。
one day's schedule
ある1日のスケジュール
9:00
出社、メールチェック
10:00
コンサル業務プロポーザル作成、
報告書作成等
13:00
路面正常測定業務進捗・
課題チェック
15:00
コンサル打ち合わせ
17:30
保育園迎えのため退社
day off
休日の過ごし方
もっぱら息子と遊んでいます。2歳になり、同年代の友だちと少しずつ遊べるようになってきたので、最近では友だち家族とアウトドアに繰り出しています。
そして今度第2子が生まれる予定なので、1か月間の育児休暇を取得する予定です。3歳差の2人の育児はきっと大変だと思うのですが、妻と協力しながら、子供の成長を楽しんでいきたいです。
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