NEXCO東日本はあなたと未来をつなげたい。

page top

多彩な業務経験を経て
初の女性課長職へ

キャリアストーリー 土木系

1996年入社 Y.W

東北支社
技術部 技術企画課 課長

鉱山学部
土木環境工学科 卒

  • career

    1年目

    日本道路公団(民営化前)入社
    試験研究所

    1年目にして
    高機能舗装の調査を手掛けた

    全国で唯一(当時)の鉱山学部を卒業し、日本道路公団に入社。1年目は試験研究所で大気汚染や交通騒音の低減について調査研究している部署に配属されました。高機能舗装は、路面の水を吸収しスリップ事故を防ぐために開発されましたが、交通騒音を低減する効果も期待されており、その効果検証の調査を行っていました。自ら上司にお願いして現場に赴き、調査をしたときは達成感がありましたし、それらの調査結果が、高速道路周辺に住む方々に配慮した道路づくりに役立つのだと思うと、非常に誇らしく思いました。

  • career

    8年目

    東北支社 仙台管理事務所

    管理事務所で、
    未経験の幅広い業務に従事

    入社して8年目で初めての管理事務所勤務となりました。試験研究所にいたときとは大きく環境が異なり、現場に近い部署で現場の熱量を感じながら、幅広い業務に携わりました。工事を行うための協議やスケジュール調整は社外の方が相手だったため、最初は緊張しました。予算管理も額が大きいので慎重に行いました。その都度わからないことは先輩社員やグループ会社の方々に指南してもらい、新しいことを学びながら成長していったと思います。やがて、少しずつ自律的に仕事を進められるようになりました。

  • career

    10年目

    東北支社 仙台管理事務所

    時間をつくる工夫をして
    仕事と育児を両立

    キャリア10年目に子どもができたので、産休・育休を取得し職場復帰しました。初めての出産はもちろん、育児と仕事との両立に不安を抱いていたので、先輩女性社員によく相談をしていました。そんな不安とは裏腹に、職場の上司や仲間の心強い支えもあって、仕事を続けることができました。また、かつてはある程度自分のペースで仕事に取り組むことが多かったのですが、子どもができたことで業務に充てられる時間の制約が増え、いかに効率的に仕事を進行することができるかを常に念頭に置くようになりました。業務を抱え込まず、後輩に任せられるところは任せ、自分なりに時間をつくる工夫をしながら、育児と仕事の両立を図りました。

  • career

    16年目

    東北支社 古川管理事務所

    震災対応で
    高速道路の重要性を実感

    同じ東北支社の古川管理事務所(宮城県)に異動し、改良担当として舗装や橋梁の補修工事、落橋防止装置の工事を担当しました。

    古川での最後の年に東日本大震災が起こり、すぐさま崩落した仙台北部道路の斜面の復旧作業にあたりました。社員はもちろんグループ会社と一丸になって通行止めの解除に尽力。状況が状況でしたので、いまできることで対応しようと、土は近くの道路予定地にあったものを使い、機材は協力会社と調整し、山形県から調達しました。一般道も鉄道も被災し、津波被害の大きかった沿岸部への交通手段がほぼなくなっていたので、緊急車両に対する通行止めが解除になったときは、高速道路が「命の道」として機能し、おびただしい数の緊急車両が高速道路を走っていきました。このときほど、高速道路がこんなにも社会に必要とされているのかと思ったことはなかったですね。

  • career

    19年目

    東北支社 技術部技術企画課 課長代理

    技術職における女性初の
    課長代理に昇進

    入社19年目にして課長代理になり部下を持ちました。女性技術者で課長代理になったのが社内初で、周りからたくさんお祝いの言葉をかけてもらいました。技術者としての業務の他に人材育成にも携わることとなり、若手の指導・教育をする立場に。人材育成の一環として一級土木施工管理技士試験を受ける社員の試験勉強をサポートしたり、論文に対してのアドバイスを行いました。これまでやってきたことをしっかりと振り返り、自分自身の知識を確実なものにしてから教えることを心掛けました。

    さらに、試験勉強に励む社員に刺激され、私自身も資格取得に挑みました。育児や仕事の合間に集中して勉強し、合格。「育児しながらでも、やる気になればできる!」という自信が生まれたのと同時に、この経験がその後の指導にも活きていると思っています。

  • career

    22年目

    東北支社 仙台東管理事務所 改良担当課長

    より責任ある立場になり
    目線が変わった

    22年目は改良担当課長になり、舗装補修工事、災害復旧工事の統括をしました。部下にはさまざまな年代の社員がいたので、マネジメント能力が鍛えられました。また、高速道路の傷んだ舗装や災害で崩れた斜面が生まれ変わる姿を部下とともに目にすることで、チームでの業務にやりがいを感じました。

    一方で、24時間365日車が走行する「生きている」道路の管理は大変だと改めて感じたことも。通行車両があるなかで工事を進める必要があり、施工計画はもちろんのこと渋滞対策や安全対策など多角的な視点で物事を見る必要があるためです。お客様への工事の影響を最小限にする規制時間や施工方法などを、統括の立場で日々考えながら仕事に取り組みました。

    そして、キャリア26年目の2021年、東北支社の技術部技術企画課の課長に。さらなる人材育成と技術開発に励んでいます。

  • next
    career

    Q.どんな未来につなげたい?

    私は入社してすぐに大気汚染や騒音に関する研究をする部署にいたため、いまも一貫して、使う人や周辺に住む人などすべての人が安心して使える高速道路にしたいと考えています。高速道路だから騒音が出ても仕方がないというのではなく、人の気持ちに寄り添うことが大事です。やっぱり、地域にも認められる高速道路でありたい。そういったことを前提としながら、さらに、走っていて気持ちいい高速道路にしていきたいですね。これからは若い社員の知恵を借りながら、単に目的地に行くための道という捉え方ではなく、みんながワクワクできるような高速道路にしていきたいです。

message

誰もが働きやすい
職場環境がここにある

最近はコロナ禍で開催していませんが、建設業界の女性たちを集めて現場見学会を実施したことがありました。お互い情報交換をしながら悩みなどを共有し、すごく有意義な時間を過ごしました。これからは、若い社員と一緒にそういった活動を再開して、より良い職場環境へと更新していきたいと思っています。当社は、育児や介護など家庭のことをしながらでも仕事が続けられる職場です。性別問わず、一緒に楽しく働ける人をお待ちしています。

#NEXCO東日本新卒採用
でツイートして、志望者同士でつながろう!

#NEXCO東日本新卒採用
でツイートする
NEXCO東日本はあなたと未来をつなげたい。