千葉県ドクターヘリ高速道路本線離着陸訓練について

~ 千葉県では4月よりドクターヘリが高速道路本線に離着陸します ~

平成19年3月30日
千葉県ドクターヘリ運営協議会
木更津市消防本部
東日本高速道路(株)関東支社

 千葉県ドクターヘリ運営協議会では、平成19年4月からのドクターヘリによる高速道路本線離着陸の本格運用開始にあたり、館山自動車道(木更津南JCT~君津IC間)の工事通行止を利用した、消防機関、警察機関、NEXCO東日本など関係機関の参加によるドクターヘリ高速道路本線離着陸訓練を下記により行います。

 なお、開通後の高速道路におけるドクターヘリを使用した本線離着陸訓練は全国で始めてとなります。

1 訓練の概要

(1)日時
平成19年4月12日(木)午前10時20分~正午
   (*荒天時は翌日に順延)

(2)場所
館山自動車道(木更津南JCT~君津IC間)67KP付近本線上
[千葉県木更津市羽鳥野1丁目地内]

(3)主催
千葉県ドクターヘリ運営協議会(協議会構成機関は 別紙1【PDF:105KB】のとおり)
木更津市消防本部
NEXCO東日本東京湾アクアライン管理事務所

(4)訓練参加機関と訓練参加車両、ヘリコプター

  1. 千葉県ドクターヘリ(日本医科大学千葉北総病院)
  2. 木更津市消防本部
  3. 関東管区警察局広域調整部岩槻第二高速道路管理室
  4. 千葉県警察本部交通部高速道路交通警察隊
  5. 東日本高速道路株式会社関東支社
  6. 朝日航洋株式会社
訓練参加機関と訓練参加車両、ヘリコプターのイメージ画像

(5)訓練の目的
 千葉県ドクターヘリ運営協議会では、関係省庁(警察庁、消防庁、厚生労働省、国土交通省)における高速道路における重大事故への対応としてドクターヘリの離着陸に関する要件等が示されたことから、離着陸難易度を設定するための評価基準及びこれに基づく離着陸難易度の設定、関係機関(ドクターヘリ、消防機関、警察機関、NEXCO東日本)相互の連絡手順等の検討を行い、平成19年4月1日から運用を開始することとしました。
 今回の訓練において、重大事故の対応として救助、救護訓練及びドクターヘリによる救護搬送活動を想定し、関係機関相互の連絡体制の確認及びドクターヘリ離着陸時の交通規制等の安全確保訓練を行い、関係機関相互の連携を高め、迅速かつ効率的な運用を図ります。

(6)訓練の想定
 4月12日(木)午前10時30分ごろ、木更津市羽鳥野1丁目地内の館山自動車道下り67KP付近において、関係車両4台の事故が発生。

  1. この事故で負傷者が発生した。また、ワゴン車の車内に閉じ込められた重症者がいることから、消防機関が救助活動を開始するとともにドクターヘリによる医師派遣を要請
  2. ランデブーポイントに医師を搬送し救急車にて事故現場に直行
  3. ワゴン車から重傷者が救助され、医師による初期治療を開始同時に消防指令室よりドクターヘリ本線離着陸の要請を受けて、離着陸場所の決定、規制方法の確認を現地関係機関及び各機関の指令室間で調整
  4. 高速隊による交通規制等の安全確保を実施後にドクターヘリによる高速道路本線に着陸し負傷者を搬送

(7)訓練会場地図
 別紙2【PDF:216KB】 のとおり

(8)取材申し込みについて
 当日、取材をご希望される方は、訓練会場近くに確保した駐車場台数に限りがございますので、事前に下記の取材申込み先までお申込み下さい。

離着陸訓練の取材申込み先

NEXCO東日本東京湾アクアライン管理事務所
電話 0438-42-0091(代表)
(受付時間 / 平日9:00 ~ 17:20)

 今回の訓練は、館山自動車道(君津IC~富津中央IC)開通に向けた工事のため、館山自動車道(木更津南JCT~君津IC)の終日通行止(通行止期間:4月8日(日)~14日(土))を利用して実施いたします。

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