サステナビリティ・ファイナンス
サステナビリティ・ファイナンスの概要
NEXCO東日本は、株式会社格付投資情報センター(R&I)からサステナビリティ・ファイナンスに関する第三者評価を取得しました。
サステナビリティ・ファイナンスとは、社会的・環境的課題を解決する事業に充当することを目的とした資金調達手段です。
NEXCO東日本は、令和元年6月以降、ソーシャル・ファイナンスによって調達した資金を高速道路事業に充当し、「地域活性化」、「災害対策」、「交通安全の推進」、「環境保全」といった社会的課題の解決に取り組んでまいりましたが、道路交通分野においては、大雪による立ち往生、大雨による道路への土砂流入やのり面の崩壊等が発生しており、災害時における道路ネットワークの代替性確保等が重要となっています。
こうした現状をふまえ、現在のソーシャル・ファイナンス・フレームワークに「気候変動への適応」という環境的課題の解決を加えたサステナビリティ・ファイナンス・フレームワークを策定し、第三者評価機関であるR&Iから国際資本市場協会(ICMA:International Capital Market Association)が定めるサステナビリティボンド・ガイドライン等に適合しているとのセカンドオピニオンを取得しました。これにより、NEXCO東日本が本フレームワークで調達する社債及び借入金は、サステナビリティ・ファイナンスとして扱われます。
NEXCO東日本は、調達した資金を活用して社会的・環境的課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。
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資金使途に関する情報
業務全般
事業状況
- 日本高速道路保有・債務返済機構との協定(令和6年3月21日付変更)
- 収支予算の明細(令和6年3月21日付変更)【PDF:126KB】
- 年度事業計画
- 開通予定区間
- 建設コストの計画と実績
- 維持、修繕その他の管理の報告書(※資金使途に該当しない業務も含まれます)
- 道路建設関係債務の状況
- 事業評価監視委員会の開催結果
- 開通後整備効果
財務状況
調達実績
本フレームワークによって調達したサステナビリティボンド(社債)の実績はこちら。
サステナビリティボンド
債券の名称 | 募集開始日 (条件決定日) |
発行日 | 年限 | 発行額 |
---|---|---|---|---|
東日本高速道路株式会社第114回社債 | 令和6年 7月11日 |
令和6年 7月25日 (予定) |
5年 | 500億円 |
投資表明投資家一覧
本フレームワークによる資金調達に際して投資を表明いただいた投資家をご紹介します。
サステナビリティボンド(50音順)
- アセットマネジメントOne株式会社
- アニコム損害保険株式会社
- 株式会社阿波銀行
- 糸魚川信用組合
- いわき信用組合
- 岩手県
- 北九州市
- 警視庁職員信用組合
- 江東区
- 一般財団法人 国土技術研究センター
- 小平市
- 札幌市
- 滋賀県
- 浄土宗
- 新得町
- 住友生命保険相互会社
- 多摩市
- 千葉県
- 中間貯蔵・環境安全事業株式会社
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構
- 中部交通共済協同組合
- 千代田区
- 東邦興産株式会社
- 西尾信用金庫
- 日本地震再保険株式会社
- 福島県川内村
- ブラックロック・ジャパン株式会社
- 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
- 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
- 株式会社三菱UFJ銀行
- みどり生命保険株式会社
- 宮城県
- 株式会社武蔵カントリー倶楽部
- 村井建設株式会社
- 横浜シティ・エア・ターミナル株式会社
- 四街道市
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