ゴールデンウィークにおける高速道路の交通状況【北海道版】

平成24年4月27日(金)~平成24年5月6日(日):10日間
[比較対象は、前年度の平成23年4月27日(水)~平成23年5月6日(金):10日間、
前々年度の平成22年4月27日(火)~平成22年5月6日(木):10日間]

平成24年5月7日
東日本高速道路株式会社
北海道支社

 NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、ゴールデンウィーク期間(以下、「GW期間」)における北海道内の高速道路の交通状況について、次のとおり取りまとめました。

1 期間中の日平均交通量

 主な区間の日平均交通量は、下表のとおりです

  • 期間中の交通量は、5/4が天候に恵まれなった影響もあり、札幌近郊の恵庭IC~北広島IC間、朝里IC~銭函IC間では前年度、前々年度より若干増加しましたが、深川IC~旭川鷹栖IC間及び国縫IC~長万部IC間では無料化社会実験前の前々年度より若干減少しました。
  • 道東自動車道の交通量は、夕張IC~占冠IC間開通の影響により、千歳東IC~追分町IC間及びトマムIC~十勝清水IC間では、無料化社会実験前となる前々年度の交通量と比較して大幅に増加しました。また、トマムIC~十勝清水IC間では、5/5(土)に昨年10/29の開通以来最も多い17,500台/日の交通量となりました。

※前年度は無料化社会実験中

(台/日)

道路名 区間 今年度
(1)
前年度※
(2)
前々年度
(3)
対前年比
(1)/(2)
対前々年比
(1)/(3)
備考
道央自動車道 深川~旭川鷹栖 16,300 25,500 17,300 64% 94%  
恵庭~北広島 47,800 47,100 46,700 101% 102%  
国縫~長万部 7,500 8,400 7,900 89% 95%  
森~落部 6,000 新規開通区間
札樽自動車道 朝里~銭函 19,600 18,200 19,000 108% 103%  
道東自動車道 千歳東~追分町 10,200 9,500 6,500 107% 157%  
夕張~むかわ穂別 11,100 新規開通区間
むかわ穂別~占冠 11,200 新規開通区間
トマム~十勝清水 11,400 13,300 7,600 86% 150%  

注)交通量はトラフィックカウンター[道路に備え付けられている交通量(概数)の自動計測装置]による速報値

 【期間中の交通量の推移】

(1)深川IC~旭川鷹栖IC 日別交通量

(1)深川IC~旭川鷹栖IC 日別交通量のイメージ画像

(2)恵庭IC~北広島IC 日別交通量

(2)恵庭IC~北広島IC 日別交通量のイメージ画像

(3)国縫IC~長万部IC 日別交通量

(3)国縫IC~長万部IC 日別交通量のイメージ画像

(4)トマムIC~十勝清水IC 日別交通量

(4)トマムIC~十勝清水IC 日別交通量のイメージ画像
休日のイメージ画像

2 渋滞状況

  • 今年度の渋滞回数は、前年度より6回減少し、10回でした。このうち、5km以上の渋滞は4回発生し、1km以上の渋滞は6回発生しました。
  • 最も長かった渋滞は、5月3日(木)に道東自動車道 トマムIC~十勝清水IC間で発生した事故に伴う通行止め端末の出口渋滞で、トマムIC出口(帯広方向)及び十勝清水IC出口(札幌方向) を先頭として、ピーク時(12時頃)に11.0kmとなりました。
  • 前年度(16回)に比べ渋滞は減少していますが、これは無料化社会実験の終了や道東道の開通により夕張IC及び占冠ICの出口渋滞が解消したことなどによるものです。

【渋滞回数】

渋滞延長 今年度 前年度 対前年度比 (参考)前々年度
1~5kmの渋滞 6回 10回 -4回 4回
5km以上の渋滞 4回 6回 -2回 0回
合計 10回 16回 -6回 4回

※渋滞とは、概ね時速40km以下で低速走行あるいは停止発進を繰返す車列が、1km以上かつ15分以上継続した状態を表します。

【主な渋滞場所】

道路名 渋滞発生箇所 渋滞日時(ピーク) 渋滞延長 渋滞原因
1 道東道 トマムIC出口(帯広方向) 5月3日(木)12:00頃 11.0km 事故通行止めに伴う出口渋滞
2 道東道 十勝清水IC出口(札幌方向) 5月3日(木)12:00頃 11.0km 事故通行止めに伴う出口渋滞
3 道東道 十勝清水IC先(帯広方向) 5月3日(木)14:00頃 9.0km 交通集中
4 道央道 北広島IC付近(室蘭方向) 5月3日(木)11:00頃 5.6km 交通集中
5 道央道 森IC出口(函館方向) 5月3日(木)12:00頃 2.0km 交通集中

ICはインターチェンジ、SAはサービスエリアを表します。