お盆交通混雑時期における高速道路などのご利用状況【東北地方版】

平成20年8月18日
東日本高速道路株式会社
東北支社

 NEXCO東日本東北支社(仙台市青葉区、支社長:鹿島幹男)は、平成20年度のお盆交通混雑時期[平成20年8月7日(木)~平成20年8月17日(日)の11日間]における当社が管理する東北地方の高速道路などのご利用状況をとりまとめましたので、お知らせします。

  • 期間中の高速道路などのご利用台数は、1日当り平均約29.5万台で対前年に比べて、約6.0%の減少となりました。
    東北各県のご利用状況 【単位:台/日】
    • 青森県  24,488(対前年:  ▲6.2%)
    • 岩手県  45,696(対前年:  ▲7.6%)
    • 秋田県  28,912(対前年:  ▲4.3%)
    • 宮城県  79,399(対前年:  ▲4.7%)
    • 山形県  39,685(対前年:▲11.2%)
    • 福島県  76,673(対前年:  ▲4.2%)
  • 期間中の混雑状況は、10km以上の渋滞が、下り線で2回(昨年度:9回)、上り線で11回(昨年度:5回)発生しました。
  • 期間中、ETCのご利用率は、59.0%(昨年度52.4%)と約6.6ポイントの増加となりました。
2008年 お盆時期 日別交通量のイメージ画像

【曜日配列と天候(観測地点:仙台)】

曜日配列と天候(観測地点:仙台)のイメージ画像

1 ご利用台数

 東北支社管内(東北6県)の高速道路などのご利用台数は、1日当たり平均約29.5万台と多くのお客さまにご利用いただきましたが、昨年の同時期[平成19年8月9日(木)~平成19年8月19日(日) の11日間]に比べて、約6.0%の減少(昨年は、1日当たり平均約31.4万台)となりました。

 今年は昨年と比較してガソリン価格の高騰などの影響により、ご利用台数が減少したものと思われます。

 また、今年のお盆の曜日配列からお客さまのご利用が後半に集中したことで、日別交通量はお盆前半にピークを迎える下り線で減少し、逆に後半にピークを迎える上り線では増加する傾向にありました。

2 混雑状況 [下り線のピークは8月13日(水)、上り線のピークは8月16日(土)]

 今年のお盆期間中における10km以上の渋滞は、交通集中が起因となり、下り線で5回(昨年は9回)、上り線は11回(昨年は5回)発生し、渋滞の発生回数は昨年より多くなりました。

 しかし、渋滞の延長は、昨年、下り方面で60kmを超える断続的な渋滞が発生したのに対し、今年の最大は上り方面で28.5kmとなっております。(下り方面の最大は26.5km)

 また、渋滞量も昨年(2,050km・h)と比較して、今年は750km・hと約6割減少しています。

 これは、交通量が減少したことと合わせて、渋滞対策として本線上に「速度低下注意」などの簡易LED看板などを設置した効果が発揮されたものと思われます。

[※渋滞量...渋滞延長(km)×渋滞時間(h)]

3 ETCのご利用状況

 ETCの利用率につきましては、お客さまからETCの時間帯割引やマイレージ割引制度についてのご理解もいただき、おかげ様をもちまして、59.0%(昨年は、52.4%)と約6.6ポイントの増加となりました。引き続きETCの普及促進に取り組んでまいります。

資料 交通量や混雑状況 各種データ【PDF:34KB】

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