年末年始期間の高速道路における渋滞予測について【新潟県版】

~交通集中を原因とする5㎞以上の渋滞は発生しないと予測しています~

PDFバージョン【PDF:7.4MB】

令和5年11月28日
東日本高速道路株式会社
新潟支社

 NEXCO東日本新潟支社(新潟市中央区)は、年末年始期間〔令和5年12月28日(木)~令和6年1月4日(木)の8日間〕に、新潟県内の高速道路において、交通集中による5km以上の渋滞は発生しないと予測しています。ただし、年末年始期間中は、スキーなどをされるお客さまがE17関越自動車道 湯沢ゆざわインターチェンジ(IC)に集中して混雑(1km未満)する可能性がありますので、注意してご利用ください。
 冬期は気象の急変や事故の影響などによっても交通状況は大きく変わります。ご利用の際は、NEXCO東日本の道路情報を提供するサービスなどから最新の道路情報をご確認ください。【別紙1】【PDF:264KB】
 お出かけの際には冬用タイヤなどの冬装備を万全にして安全運転を心がけてください。また、大雪の場合には、不要不急の外出を控えてください。やむを得ず外出をする場合は、冬用タイヤであってもチェーン装着が義務付けられる場合がありますので、チェーンの携行も忘れずにお願いします。
 車の屋根の上に雪を高く積もらせたまま走行すると、高速道路を走行中に落下して後続車が乗り上げるおそれがあります。雪の塊を避けようとして事故に繋がることもあるため、走行前には車の屋根の雪を落とすようお願いします。

1.湯沢ICの混雑について

 年末年始期間中は、関越自動車道の湯沢ICにスキーなどをされるお客さまが集中して混雑が発生する可能性があります。冬道での急ブレーキなどは非常に危険となりますので車間距離に注意してご利用ください。

令和4年度 年末年始期間中の湯沢ICの時間平均出口交通量のイメージ画像
令和4年度 年末年始期間中の湯沢ICの時間平均出口交通量
年末年始の湯沢IC出口(朝9時頃)のイメージ画像
年末年始の湯沢IC出口(朝9時頃)

2.ETC休日割引の適用について

 年末年始期間の、12月30日(土)~1月3日(水)には高速道路等の休日割引が適用されません

2023年12月30日(土)~1月3日(水)まで高速道路の「休日割引」が適用されませんのイメージ画像
2023年度における休日割引の適用外日についてページへの2次元コード画像リンク

3.冬期の高速道路を安全に走行するためのポイント

 昨冬期、新潟県内の高速道路では、冬期外の時期と比べ事故件数が約1.8倍に増加しました。安全運転のポイントは以下のとおりです。

  1. 車間距離の確保
  2. 「急加速・急ハンドル・急ブレーキ」などの「急」の付く操作を行わない
  3. 冬用タイヤの装着及びタイヤチェーンの携行
    休憩施設などにおいてチェーン装着の指導を行う場合があるほか、大雪の場合は冬用タイヤであってもチェーン装着が義務付けられる場合(※1)があります。
    冬用タイヤの溝の深さが新品時の50%以上あることを確認してください。
令和4年度 新潟県内の高速道路での月平均総事故件数(NEXCO東日本調べ)のイメージ画像
過去に起きた冬季の事故の様子のイメージ画像
過去に起きた冬季の事故の様子

 降雪時にはスタックが発生しやすくなります。特に注意していただきたい箇所を「安全チェックポイントマップ」【別紙2】【PDF:3.5MB】に記載しておりますのでご活用ください
 参考動画:『スタックを発生させないためには!?どのようにスタックが発生するのか解説します

 令和5年11月21日(火)に新潟県内などの高速道路4カ所のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)で冬用タイヤ装着率調査を実施しました。その結果、右表のとおり冬用タイヤ装着率は65%でした。まだ冬用タイヤ未装着の場合は、早めの交換をお願いします。

冬用タイヤ装着率

車種 装着率
小型車 57%
大型車 82%
全体 65%
  1. 国土交通省は大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪の際、走行不能車両が懸念される高速道路や国道において、全車タイヤチェーンの装着を義務付けるチェーン規制区間を指定しています。新潟県内の高速道路におけるチェーン規制区間は、上信越自動車道(上り線)新井スマートIC~信濃町IC間です。

~参考~

4.除雪作業へのご協力のお願い

 高速道路上の除雪作業は、走行中のお客さまの安全を確保しながらの作業となることから、車線を一時的にふさいだ状態で50km/h以下の低速により実施しています。天気の良い日でも路面状況の確認を目的とした作業の他、道路の凍結を防止するために凍結防止剤を散布する作業を実施する場合があります。これらの作業は、お客さまに安全に高速道路をご利用いただくための重要な作業です。走行中にこれらの作業に遭遇した場合は、作業車両との車間距離を十分に確保して、追い越しなどの危険な行為はおやめください。

 NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
 今回の「年末年始期間の高速道路における渋滞予測について(新潟県版)」の取組みについては、渋滞緩和による安全な道路空間の提供などにつながる事業活動としてSDGs目標の3番、9番に貢献するものと考えています。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALSのロゴとSDGs目標の3番、9番のロゴのイメージ画像
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