年末年始期間の渋滞予測と安全運転のお願いについて(新潟県版)
~交通集中を原因とする5km以上の渋滞は発生しないと予測しています~
令和4年11月25日
東日本高速道路株式会社
新潟支社
NEXCO東日本新潟支社(新潟市中央区)は、年末年始期間〔令和4年12月28日(水)~令和5年1月4日(水)の8日間〕に、新潟県内の高速道路において、交通集中による5km以上の渋滞は発生しないと予測しています。ただし、年末年始期間中は、スキーなどをされるお客さまがE17関越自動車道 湯沢ゆざわインターチェンジ(IC)に集中して混雑(1km未満)する可能性がありますので、車間距離に注意してご利用ください。
なお、冬期は気象の急変や事故、故障車などの影響により道路交通状況が大きく変わりますので、ドライブインフォメーション【別紙1【PDF:486KB】】から最新の気象予測や高速道路情報をご確認いただき、時間に余裕を持ってお出かけください。お出かけの際には冬用タイヤなどの冬装備を万全にして安全運転を心がけてください。
大雪の場合には、不要不急の外出を控えてください。やむを得ず外出をする場合は、冬用タイヤであってもチェーン装着が義務付けられる場合がありますので、チェーンの携行も忘れずにお願いします。
また、車の屋根の上に雪を高く積もらせたまま走行すると、高速道路を走行中に落下して後続車が乗り上げるおそれがあります。雪の塊を避けようとして事故に繋がることもあるため、走行前には車の屋根の雪を落とすようお願いします。
1.湯沢ICの混雑について
年末年始期間中(※1)は、関越自動車道の湯沢ICにスキーなどをされるお客さまが集中して混雑が発生する可能性があります。冬道での急ブレーキなどは非常に危険となりますので車間距離に注意してご利用ください。
- 令和4年12月28日(水)~令和5年1月4日(水)8日間
2.安全運転のお願い
- 冬期の新潟県内の高速道路は、他の月と比較して事故件数が多い傾向にあります。
お出かけの際には冬用タイヤなどの冬装備を万全にして、安全運転を心がけてください。車間距離を確保し、「急加速・急ハンドル・急ブレーキ」などの「急」の付く操作は行わず、安全運転をお願いします。
また、降雪時にはスタックが発生しやすくなります。NEXCO東日本公式YouTubeでスタックの発生メカニズムやスタックを発生させない方法について紹介していますので、安全運転の参考にぜひご覧ください。 - 高速道路をご利用の際は必ず冬用タイヤの装着及びタイヤチェーンの携行をお願いします。
休憩施設などにおいてチェーン装着の指導を行う場合があるほか、大雪の場合は冬用タイヤであってもチェーン装着が義務付けられる場合(※2)があります。
冬道を走行される際は、走行する自動車のタイヤについて、溝の深さが新品時の50%よりもすり減っていないことを確認してください。
参考動画:『スタックを発生させないためには!?どのようにスタックが発生するのか解説します』
(※2)
国土交通省は大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪の際、走行不能車両が懸念される高速道路や国道において、全車タイヤチェーンの装着を義務付けるチェーン規制区間を指定しています。
新潟県内の高速道路におけるチェーン規制区間は、上信越自動車道(上り線)新井あらいスマートIC~信濃町しなのまちIC間です。
~参考~
- 『国土交通省(平成30年12月10日):大雪時の道路交通の確保に向けた取り組みについて(チェーン規制の検討状況)』
- 『国土交通省(平成30年12月14日):道路標識、区間線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令の公布について~チェーン規制に関連する改正を行います~』
令和4年11月22日(火)に新潟県内などの高速道路4カ所のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)で冬用タイヤ装着率調査を実施しました。その結果、冬用タイヤ装着率は58%でした。まだ冬用タイヤ未装着の場合は、早めの交換をお願いします。
冬用タイヤ装着率
車種 | 装着率 |
---|---|
小型車 | 40% |
大型車 | 87% |
全体 | 58% |
特に注意していただきたい箇所を【別紙2【PDF:357KB】】の安全チェックポイントマップに記載しておりますのでご活用ください。
3.除雪作業へのご協力のお願い
高速道路上の除雪作業は、走行中のお客さまの安全を確保しながらの作業となることから、車線を一時的にふさいだ状態で50km/h以下の低速により実施しています。天気の良い日でも路面状況の確認を目的とした作業の他、道路の凍結を防止するために凍結防止剤を散布する作業を実施する場合があります。これらの作業は、お客さまに安全に高速道路をご利用いただくための重要な作業です。走行中にこれらの作業に遭遇した場合は、作業車両との車間距離を十分に確保して、追い越しなどの危険な行為はおやめください。
NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
今回の「年末年始期間の渋滞予測と安全運転のお願い(新潟県版)」の取組みについては、渋滞緩和による安全な道路空間の提供などにつながる事業活動としてSDGs目標の3番、9番に貢献するものと考えています。
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