この夏の東京湾アクアラインの渋滞予測と渋滞緩和の取り組みについて

~“分散利用”と“ペースメーカーライト”で快適な走行をお願いします~

平成25年7月26日
東日本高速道路株式会社
関東支社

 NEXCO東日本 関東支社(東京都台東区)から、8月の東京湾アクアライン(アクアライン)の渋滞予測のお知らせと、渋滞緩和に向けたご協力のお願い、上り川崎浮島ジャンクション(JCT)付近で実施している「ペースメーカーライト」による渋滞緩和の取り組みについて紹介します。

 今年の8月の渋滞は、今春の圏央道開通などの影響もあり、昨年より大きくなることが予測され、特に上り線は、8月11日(土)から18日(日)のお盆期間中は、毎日夕方に渋滞が発生する見込みです。

 アクアラインのご利用時間を渋滞ピーク時間帯の前後にずらすなど、渋滞を避けたご利用をお願いします。また、混雑時間帯を通過する場合は、ペースメーカーライトの青い光を目印に速度回復を心がけた運転にご協力をお願いします。

1 夏の渋滞予測について

 8月のアクアラインの5km以上の渋滞予測は以下のとおりです。

8月のアクアラインの5km以上の渋滞予測のイメージ画像

2 アクアラインの渋滞ピーク時間帯を避けたご利用について

 上り線は夕方17時頃、下り線は朝の8時頃に渋滞ピークとなります。
特に上り線の場合、昨年実績から木更津JCTを通過する時間を『17時から15時に2時間早める』または『20時へ3時間遅らせる』ことで、通過時間が1時間以上短縮することになります。ご利用の際に時間変更の参考として下さい。

アクアラインの渋滞ピーク時間帯を避けたご利用についてのイメージ画像

3 ペースメーカーライトによる渋滞対策とその効果

 アクアライン上り線のアクアトンネル内川崎浮島JCT付近では、「上り坂での速度低下」に起因する渋滞が発生しています。その対策として、混雑時間帯に限り、道路両脇に設置した「青色のLEDライト(ペースメーカーライト)」の光を進行方向に進むように発光させます。それにより、お客さまの「上り坂での速度低下」を軽減し、渋滞緩和を期待する試みです。

対策位置図のイメージ画像

 GWからの試行運用結果より、川崎浮島JCT付近において渋滞緩和効果が次のように確認できました。

  • 渋滞発生前の交通容量(時間あたり最大通過台数)が平均+200台/h(+8%)増加 ⇒渋滞発生の緩和
  • 渋滞中の走行速度が平均+5~10㎞/h上昇 ⇒渋滞通過時間の短縮
1 渋滞発生前の時間あたり最大通貨台数、2 渋滞中の平均走行速度のイメージ画像

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