東北道『上河内スマートIC』『那須高原スマートIC』のフルIC化工事が完了し、いよいよオープンします
平成22年11月25日
東日本高速道路株式会社関東支社
栃木県
NEXCO東日本 関東支社(東京都台東区)が、栃木県などと進めてきた、東北自動車道 上河内スマートインターチェンジ(IC)と那須高原スマートICのフルIC化工事が完了し、それぞれ12月18日(土)にオープンすることが決定しましたので、お知らせします。
両ICは、ETC搭載車限定のICとして設置され、これまで東京方面への入口(上り線入口)と東京方面からの出口(下り線出口)のみのハーフICとしてご利用いただいてきましたが、新たに福島市方面への入口(下り線入口)と福島市方面からの出口(上り線出口)を新設し、すべての方面にご利用いただくことができるようになります。
また、両ICは、これまで利用対象車種が普通車以下に限定されてきましたが、今回の工事に伴ってすべての車種(ただし、全長12m以下)にご利用いただくことができるようになり、利便性が大きく向上します。
なお、両ICへのアクセス道路については、栃木県及び地元市町(宇都宮市、那須町)が整備を行いました。
1 開通日時
平成22年12月18日(土)15時
2 開通箇所
東北自動車道 上河内スマートIC及び那須高原スマートICの福島市方面への入口、福島市方面からの出口
3 利用可能時間
24時間
4 利用可能車両
ETC車載器を搭載した全車種(ただし、全長12m以下)
- 東京方面への入口、東京方面からの出口でも可能となります。
5 開通式
上河内スマートIC :平成22年12月18日(土)10時~
那須高原スマートIC:平成22年12月18日(土)12時~
- 開通式の詳細については、決まり次第、別途お知らせします。
【期待される整備効果】
(1)観光地等の渋滞緩和
那須ICに連結する周辺道路においては、行楽シーズンに交通が集中し、渋滞が発生していますが、那須高原スマートICが開通することにより、福島市方面からの車や観光バス等の大型車が分散され、那須地域の交通混雑緩和に寄与します。
日光・鬼怒川温泉地区では観光渋滞が、益子・茂木地区ではイベント時に渋滞が発生していますが、上河内スマートICが開通することにより、福島市方面からの車や観光バス等の大型車が分散され、周辺の交通混雑緩和に寄与します。
(2)周辺企業の活性化
上河内スマートIC周辺は、多くの工業団地や企業が立地しており、大型車に対応することにより、近隣の工業団地からの利便性が向上し、出荷製品等の高速輸送に寄与します。
(3)酪農における物流の効率化
那須地域は、首都圏有数の近郊酪農地帯であり、那須高原スマートICの大型車対応により、物流の効率化が図られ、園芸作物等の商品価値の向上に貢献します。
(4)災害備蓄施設へのアクセスが向上
上河内スマートICの近くにある県内最大の備蓄施設である消防防災センターへの大型車アクセスが向上することにより、災害時の物資調達等に寄与します。
(5)周辺地域にお住まいの方々の利便性が向上
周辺地域にお住まいの方々の通勤やレジャー等による移動時間の短縮や定時性の確保が図られ、利便性の向上が期待されます。また、高速道路利用機会の増加に寄与します。
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