ETCを悪用した不正通行者の逮捕について
~ NEXCO東日本は今後も不正通行には毅然と対応します ~
平成22年3月8日
東日本高速道路株式会社
関東支社
千葉県警は、ETCシステムを悪用し、本来支払うべき通行料金の支払を免れていた不正通行者を、電子計算機使用詐欺(刑法第246条の2)の容疑により3月6日(土)に逮捕し、3月8日(月)に送致したと発表しました。
本件は、容疑者が自社大型観光バスのETC車載器をセットアップする際、車種区分上、本来、特大車とすべきところをワンランク低い大型車(路線バス)として登録し、本来支払うべき通行料金の支払を不正に免れる行為を繰り返し行っていたため、当社から千葉県警察に通報したことが契機となり、逮捕に至ったものです。
当社では、従前から、有料道路事業に対するお客様の信頼を損ねることのないよう、『不正通行は許さない』という強い姿勢で取り組んでまいりました。今般、容疑者が逮捕されたことは、通行料金負担の公平性の確保及び不正通行抑止に繋がるものと考えております。
今後も不正通行に対し、毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。
なお、本件容疑者による不正通行については、通行料金の差額金確認を行い、不法に免れた通行料金差額金に加え割増金(免れた額の2倍)を請求します。