料金所を強行突破した不正通行者の書類送検について
NEXCO東日本は今後も不正通行には毅然と対応します
平成19年2月13日
東日本高速道路株式会社
関東支社
車両整備不良とナンバー隠蔽を行っていたとして、道路交通法及び道路運送車両法違反の現行犯で平成19年1月22日に千葉県警察に逮捕された容疑者について、東京湾アクアラインの料金所を強行突破していた事実も判明したことから、2月9日に道路整備特別措置法違反等の容疑で、千葉簡易裁判所より80万円の罰金支払命令があったとの連絡が千葉県警察よりありました。
道路関係4公団民営化の平成17年10月1日に道路整備特別措置法が改正されたことにより、高速道路会社が定めた通行方法(国土交通大臣の認可)に違反して料金所を通行した自動車その他の車両の運転者に対して、刑事罰が科されることになりました。
今回の処分は同法の改正を受けて、本件容疑者が料金所で強行突破を繰り返していたため、当社から千葉県警察高速道路交通警察隊に通報したことが契機となったものです。
悪質な不正通行を行った容疑者が摘発されたことは、料金負担の公平性の確保及び不正通行の抑止につながるものと考えています。
当社では、従前から、有料道路事業に対するお客様の信頼を損ねることのないよう、『不正通行は許さない』という姿勢で対応しています。今後も不正通行に対し毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組みます。
本件容疑者による不正通行については、不法に免れた通行料金に割増金(免れた額の2倍)を加え、不法に免れた通行料金の3倍の金額を請求します。