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　NEXCO東日本北海道支社（札幌市厚別区）からの注意喚起のお願いです。

1．今回の逆走事案

　8月16日（金） 15時頃、札樽自動車道（上り線：小樽方面）を、軽自動車が札幌方面へ逆走するという大変危険な重大事案が発生しました。当該逆走車両は銭函インターチェンジに入った後に、本線上で反転し、約15km逆走したところで、北海道警察（高速道路交通警察隊）に確保されました。
　なお、逆走した車両の運転手は「80代の男性」と北海道警察から聞いております。

【銭函インターチェンジでの反転の状況】

2．逆走防止対策の実施

　今回のようなインターチェンジの合流部付近では、注意喚起看板の他、大型の矢印路面標示、高速道路本線合流部ではラバーポールの延伸や高輝度矢印板を設置し、合流部におけるUターン防止対策の強化を実施しております。

3．高速道路を走行中に逆走車を発見したら

　NEXCO東日本では逆走を防ぐため、様々な対策を実施しておりますが、逆走車の発生を根絶する事は難しい状況です。特に逆走車は、自らが逆走していることに気づいていないケースが多いです。高速道路での逆走は命にかかわる危険行為です。万が一逆走車に遭遇したら、慌てずに落ち着いて行動することが重要となります。

1. 逆走車を見かけたら、110番、SAPAの休憩施設や料金所の係員、休憩施設にある非常電話のいずれかで通報をお願いします。携帯電話から通報いただく際は必ず同乗者の方からお願いします。NEXCO東日本で逆走車の通報を受けると「情報板」の点灯や、ハイウェイラジオで逆走車の情報を提供します。

   

   
2. 逆走車の情報を見聞きしましたら、速度を落とし、十分な車間距離を取って前方車両の動向に注意して走行してください。逆走車を前方に発見したときは、路肩等の安全な場所に停車し、衝突を避けてください。
   • 逆走車は、ご自分の車から見て追越車線を走行してくる傾向があります。

   

   

   

4．もしもの時の逆走対策に役立つ「動画」をアップ中

　もしもの時の逆走対策に役立つ動画『無くそう 逆走』を掲示しておりますので、是非こちらからご覧ください。

5．緊急の交通安全キャンペーン実施

　今回の逆走事案を踏まえ、札樽自動車道　金山パーキングエリア（上り線：小樽方面）で、北海道警察（高速道路交通警察隊）と合同で、高速道路をご利用中のお客さまに逆走事案の啓発や安全運転を呼びかけます。

• 荒天の場合または緊急事象が発生した場合は、中止または内容変更となることがあります。