道東自動車道(夕張IC~占冠IC間)開通1年後の利用状況について
~ 開通後1年間で道央圏と道東圏の交流が促進 ~
平成24年10月26日
北海道開発局
東日本高速道路株式会社
北海道支社
平成23年10月29日(土)に開通した道東自動車道(夕張IC~占冠IC間34.5km)の開通1年後の利用交通状況を取りまとめましたのでお知らせします。
開通した夕張~占冠間では、開通後1年間で平均約5,800台/日利用され、最も利用の多い8月は平均約9,600台/日利用されております。また、先のお盆時期にはトマム~十勝清水間で、最大約19,200台/日利用されております。
開通区間の前後区間では、開通前に比べ利用交通が約1.5倍に増加しているとともに、道東道で最初に開通した十勝清水~池田間では、開通当初(H7)に比べ約7倍の交通量となるなど、ネットワークがつながることにより段階的に利用交通が増加しております。
今回の開通で高速道路が直結され、移動時間が大幅に短縮した札幌~帯広間において、道央圏と十勝圏の交流促進や観光動向の変化・物流の効率化などが確認されるとともに、道央方面~北見・釧路方面の訪問の増加など、道央圏と十勝に隣接するオホーツク圏や釧路圏との交流促進といった広域的なネットワーク効果も確認されております。
道央圏と道東圏が直結して1年、両圏域間を往来する利用交通が増加し、交流促進、観光・物流等の利便性や快適性などの向上に寄与しております。
1 交通状況
- 夏期3ヵ月間の夕張IC~むかわ穂別IC間の国道との合計交通量が121%に増加、そのうち、7割程度が道東自動車道を利用するなど、開通以来、合計交通量の増加と高い高速道路分担率(合計交通量における高速道路を走行する交通の割合)を確認。
2 開通後の効果
- 道東道利用による環境負荷改善(燃費が26%向上・札幌ドーム13個分のCO2を削減)
- 時間短縮による物流の効率化(札幌~帯広間の連続運転時間が4時間以下に短縮)
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