お盆期間における高速道路の交通状況【北海道版】

平成24年8月8日(水)~平成24年8月16日(木):9日間
[比較対象は、前年の平成23年8月10日(水)~平成23年8月18日(木):9日間]

平成24年8月17日
東日本高速道路株式会社
北海道支社

 NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、お盆期間における北海道内の高速道路の交通状況について、次のとおり取りまとめました。

1 期間中の日平均交通量

 主な区間における日平均交通量は、下表のとおりです。

  • 期間中の交通量は、深川IC~旭川鷹栖IC間では微増だったものの、札幌近郊の恵庭IC~北広島IC間や朝里IC~銭函IC間では前年と比べて107%及び109%と増加、国縫IC~長万部ICは116%と増加しました。
  • 道東自動車道の千歳東IC~追分町IC間及びトマムIC~十勝清水IC間では、夕張IC~占冠IC間開通前の前年と比較して、155%及び157%と大幅な交通量の増加となりました。
  • 8/12(日)が最も多い交通量となった区間が多く、お盆期間後半の8/14(火)から8/15(水)にかけて前年より交通量が増加傾向で推移しましたが、特に集中した日はみられず平準化されて分散傾向となりました。(別紙参照【PDF:37KB】

(台/日)

道路名 区 間 今年
(1)
前年
(2)
対前年比
(1)/(2)
【参考】期間中の
最大日交通量
備 考
道央自動車道 深川~旭川鷹栖 20,400 20 102% 28,300(8/12)  
恵庭~北広島 53,300 50,000 107% 65,700(8/12)  
国縫~長万部 8,000 6,900 116% 10,900(8/12)  
森~落部 6,300 8,400(8/12) H23.11開通区間
札樽自動車道 朝里~銭函 25,000 23,000 109% 32,900(8/12)  
道東自動車道 千歳東~追分町 12,700 8,200 155% 17,000(8/15)  
夕張~むかわ穂別 13,600 18,400(8/12) H23.10開通区間
むかわ穂別~占冠 13,500 18,400(8/12) H23.10開通区間
トマム~十勝清水 13,800 8,800 157% 19,200(8/14)  

注)交通量はトラフィックカウンター[道路に備え付けられている交通量(概数)の自動計測装置]による速報値

2 渋滞状況

  • 今年の渋滞回数は、前年より8回減少し、5回でした。そのうち5km以上の渋滞の発生は1回のみとなりました。
  • 最も長かった渋滞は、8月14日(火)の22時30分頃から翌8月15日(水)の1時40分頃にかけて道東自動車道 十勝清水IC~芽室IC間で発生し、ピーク時(0時20分頃)に14.0kmとなりました。これは雨で14日(火)に順延となった花火大会終了後の交通集中により発生したもので、道東道と帯広広尾道が接続する帯広JCT付近から、十勝平原SAより約7km先の十勝川橋付近までの間で渋滞となりました。
  • 期間中の交通量の増加傾向に比べ渋滞回数は減少となりましたが、これは道東道の開通により夕張IC及び占冠ICの出口渋滞が解消したことや、前年に比べて一定の日へ集中することなく分散してご利用していただけたことなどによるものと思われます。

【渋滞回数】

渋滞延長 今年度 前年度 対前年度比
1~5kmの渋滞 4回 7回 -3回
5km以上の渋滞 1回 6回 -5回
合計 5回 13回 -8回
  • 渋滞:概ね時速40km以下で低速走行あるいは停止発進を繰返す車列が、1km以上かつ15分以上継続した状態

【主な渋滞発生個所(ワースト3)】

  道路名 渋滞発生箇所 渋滞日時(ピーク) 渋滞延長 渋滞原因
1 道東道 十勝平原SA先(札幌方向) 8月15日(水)0:20頃 14.0km 交通集中
2 札樽道 伏古IC付近(札幌JCT方向) 8月14日(火)10:10頃 3.7km 故障車
3 道央道 江別東IC手前(札幌方向) 8月11日(土)17:20頃 3.4km 交通事故
  • ICはインターチェンジ、SAはサービスエリアを表します。

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