国内初!
高速道路SAを離着陸地とするヘリコプター遊覧プラン販売
~『東北道 長者原SA(上り線)離着陸ヘリコプター遊覧プラン』 9月14日販売開始~
令和5年9月14日
東日本高速道路株式会社
株式会社AirX
NEXCO東日本(東京都千代田区)と株式会社AirX(東京都千代田区)は、東北自動車道 長者原(ちょうじゃはら)サービスエリア(SA)(上り線)を離着陸地とする「ヘリコプター遊覧プラン」を9月14日から販売開始します。
本飛行は、ヘリコプターやプライベートジェット、空飛ぶクルマなど、次世代のエアモビリティの供給源となるインフラを構築する株式会社AirXと高速道路を管理するNEXCO東日本との連携による国内初(当社調べ)「高速道路のサービスエリアを離着陸地とするヘリコプター遊覧プランの販売」となります。
フライトの概要
東北自動車道 長者原SAを離着陸地として、「復興コース」など計4種類のコースを販売します。
実施時期は、令和5年10月7日(土)、10月8日(日)、10月9日(祝・月)、10月14日(土)、10月15日(日)の5日間を予定しています。(但し、天候により欠航となる場合があります。)
機体は環境等に配慮し静粛性の高いロビンソンR44を使用します。
1フライトに同時にご搭乗いただけるお客様は3名、合計体重は220kgまでとなります。
フライトの詳細
コース名 | フライト時間 飛行距離 |
フライトルート | 価格 (1人あたり税込) |
主な見どころ |
---|---|---|---|---|
体験コース | 3分 7km |
長者原ちょうじゃはらSA → 化女沼けじょぬま一周→長者原SA | 3名時 3,900円/人 2名時 4,900円/人 |
ラムサール条約※1にも登録されている化女沼を鳥になった気分で一周できます。 |
世界農業遺産 上空コース |
10分 22km |
長者原SA→内川親水広場うちかわしんすいひろば → 江合川えあいがわ→長者原SA | 3名時 10,800円/人 2名時 13,800円/人 |
世界農業遺産として登録されている大崎耕土。動植物と共存した居久根いぐね林のある風景を上空からご覧いただけます。 |
絶景・鳴子 温泉郷コース |
30分 62km |
長者原SA→江合川→鳴子なるこダム→川渡かわたび温泉→池月→長者原SA | 3名時 31,600円/人 2名時 37,600円/人 |
広々とした栗駒国定公園を流れる鳴子峡のダイナミックな景観をご覧ください。 |
復興コース | 50分 109km |
長者原SA→石巻→女川→大川小学校→長者原SA | 3名時 47,800円/人 2名時 54,800円/人 |
東日本大震災から12年。江合川、大崎平野をみながら、復興道路として開通した三陸沿岸道路、石巻の堤防、高台移転を選択した女川など、復興の現在の状況や、追波川おっぱがわと震災遺構大川小学校の様子などをご覧ください。 |
- ラムサール条約は、正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、破壊されやすい湿地の保全を各国が進めることを目的とした条約です。
- 上記価格に含まれるのはフライト料金のみとなります。長者原SA上り線までの交通費は含まれておりませんので、長者原SA上り線までのご移動はお客さまご自身にてお願いいたします。
- フライトについては、原則、貸切での運航となります。
- 悪天候など、運航会社がフライト不可と判断した場合、欠航となります。その際、ご料金は全額ご返金(振込手数料を除く)させていただきます。
- その他詳細については、ご予約の際に、AirXサイトよりご確認ください。
予約方法
フライトプランの詳細・お申し込みについては下記AirXサイトよりご確認ください。
≪URL≫ https://skyview.airos.jp/caravans/e-nexco_chojahara
- お申し込みは、9月14日からフライト当日まで受け付けています。残席があれば、当日、現地でのお申込みも可能です。
フライトマップ
離着陸地点
東北自動車道 長者原サービスエリア 上り線
- 離着陸時間、集合場所などの詳細は予約ページをご覧ください。
ドラぷらイノベーションラボ及び今回の取組について
『ドラぷらイノベーションラボ』は、NEXCO東日本がオープンイノベーションの一環として、スタートアップ等との共創により、新たな技術・サービスを用いて会社または地域の課題解決に寄与し、お客さまの安全・安心・快適・便利を向上させ、ひいては成果を高速道路に限らず実社会でも活用することにより幅広く成果の還元を目指すものです。
令和3年に高速道路会社による国内初のアクセラレータープログラムとして募集を開始し、実証実験等を進めています。
本件は、『ドラぷらイノベーションラボ』で採択された、「"空"を自由に使える世界」を目指しエアモビリティ事業に取り組み国内で最多のヘリコプター・フライト実績を誇る株式会社AirXとNEXCO東日本2社による実証実験であり、空飛ぶクルマとの連携などを視野に高速道路と空からの観光という新しい組み合わせの魅力を検証するものです。
将来的には、短・中距離の空の移動が身近になることにより、観光需要創出のほか、災害発生時の対応力強化、さらに中山間地域のアクセス向上など、地域の活性化への貢献を目指すものです。
参考
株式会社AirX
麹町ビルディング5F WeWork麹町
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