お盆期間の高速道路における渋滞の予測について 【NEXCO東日本版】
平成30年7月25日
東日本高速道路株式会社
NEXCO東日本(東京都千代田区)は、お盆期間〔平成30年8月8日(水)~8月19日(日):12日間〕の交通集中による渋滞予測と対策を取りまとめました。
1 分散利用のお願い
・8月9日(木)と10日(金)は、休日割引が適用されます。
ご利用の計画は、予測される渋滞発生のピーク日から変更する、または渋滞が比較的少ない夜間から早朝の時間帯に変更するなど、渋滞を避けたご利用をお願いします。
- ピーク日回避のご検討について
○下り線では8月11日(土)~13日(月)、特に11日(土)に渋滞が多発します。
⇒ 8月9日(木)~10日(金)のご利用をご検討ください!
○上り線では8月14日(火)~15日(水)、特に15日(水)に渋滞が多発します。
⇒ 8月16日(木)~17日(金)のご利用をご検討ください! - NEXCO 東日本管内で最も長い渋滞の予測【最大渋滞長25km以上の渋滞予測は別紙1【PDF:286KB】】
○下り線:8月11日(土)E17関越道 東松山インター付近(埼玉県東松山市)約40km
○上り線:8月15日(水)E17関越道 高坂サービスエリア付近(埼玉県東松山市)約40km
渋滞規模 | 平成30年度 8/8(水)~8/19(日) | 平成29年度 8/9(水)~8/20(日) | |
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予測回数 | 全渋滞回数 | 交通集中による渋滞回数(※) | |
10km以上 | 159回 | 161回 | 131回 |
2 ETC休日割引の適用について
お盆期間で、ETC休日割引(地方部)の3割引が適用されるのは、8月9日(木)、10日(金)、18日(土)、19日(日)です。11日(土)、12日(日)は適用対象外となりますのでご注意ください。詳しくは別紙2【PDF:329KB】をご覧ください。
3 混雑対策の取組み
今回の渋滞予測やこれまでの交通混雑期(年末年始、お盆、ゴールデンウィーク等)の状況を踏まえて、特に激しい混雑を予測している期間に以下の取組みを実施します。(別紙3【PDF:345KB】)
- 本線部における取組み
・上り坂等での速度低下注意喚起 ・渋滞末尾への追突注意喚起 - 休憩施設等における取組み
・駐車場整理員の配置 ・大型車駐車ますの確保 ・臨時トイレの設置 など
- 高速道路の情報が満載 「ドライブプラザ(ドラぷら)」 (別紙4【PDF:844KB】)
NEXCO東日本が提供する『ドラぷら』では、高速道路のリアルタイムな道路交通状況や渋滞予測情報の提供の他、高速道路料金や渋滞予測を考慮した所要時間の検索サービスを提供しています。
パソコン、スマートフォン・タブレット端末から閲覧することができます。ぜひご利用ください。
ドラぷら
- 渋滞予報ガイド・渋滞予報&おでかけガイド
NEXCO東日本管内、中日本管内(中部地区)の渋滞予測を掲載した渋滞予報ガイドをサービスエリア・パーキングエリアで配布しています。また、各支社の渋滞予報士が渋滞予報や渋滞回避ポイントを解説する動画を掲載したサイト「渋滞予報&おでかけガイド」を是非ご活用ください。
渋滞予報&おでかけガイド
4 渋滞緩和に向けたお願い
お客さまのちょっとした心掛けで渋滞の緩和に繋がります。 ご協力をお願いします。
- 上り坂での速度低下に注意
上り坂など速度低下を注意喚起している場所では、速度回復にご協力を! - 車間距離をつめ過ぎない
走行中は余計なブレーキを踏まないように十分な車間距離を確保! - 車線変更は控えましょう
渋滞中における必要以上の車線変更は、更なる渋滞の悪化を招きます!
トピックス1 ETC 休日割引変更の効果について ~東北道(関東)の例~
- 今年のお盆は交通量の分散を目的として、8月の11日(土・祝)、12日(日)のETC 休日割引の適用が、9日(木)、10日(金)に変更となります。渋滞緩和に向けて、9日(木)、10日(金)のご利用へのご協力をお願いいたします。
- 渋滞がピークになるとみられる11日(土・祝)は、東北道では最大35km、25km等の渋滞を予測しています。一方、9日(木)、10日(金)は最大15kmの渋滞等を予測していますが、11日(土・祝)と比較すると渋滞は短く、料金もお得となります。是非、ご利用日の変更をご検討ください。
- 東北道について、11日(土・祝)のETC休日料金割引の変更前後の渋滞予測を比較すると、変更後は割引適用外になるものの、最大渋滞長の合計については約20%減、ピーク時の所要時間※は約10%減と予測しております。ご利用日の変更が難しいお客さまにおかれましても、ご理解・ご協力のほどお願いいたします。
※ 8時出発で浦和ICから西那須野塩原ICまでの所要時間
トピックス2 CA東京湾アクアラインの渋滞について
東京湾アクアラインについては、ETC車を対象とした料金割引(平成21年8月~)、大型商業施設の開業(平成24年4月~)により交通量が年々増加し、週末には恒常的に渋滞が発生しています。なかでも、木更津から川崎方面へと向かう上り線のアクアトンネルは上り坂になっていることから気づかないうちに速度が低下し、渋滞の発生につながっています。そのような箇所では壁面にペースメーカーライトを設置し、速度低下予防の対策を実施しています。
その結果、平成28年は前年から渋滞が減少しましたが、平成29年は交通量の増加も続いていることから前年より渋滞が増加しており、今年のお盆期間においても、上り線において8月10日(金)、13日(月)~14日(火)に15km 程度の長い渋滞が発生すると予測しています。
昨年のお盆の渋滞ピーク日には、非渋滞時より所要時間が約40分、多くかかったことが分かっています。渋滞が予測されている時間帯(上り線は15時頃~20時頃まで)を避けてご利用いただきますよう、ご協力をお願いします。
また、昨年の12月よりNTTドコモのAI技術を活用した、渋滞予測『AI渋滞予知』を実施しています。当日の人出をもとに予測するため、天候やイベントなどの影響を考慮した高精度な予測が可能となっております。アクアラインで房総半島にお出かけの際は是非ご活用ください。
トピックス3 経路選択における所要時間の比較について
~ETC2.0プローブデータによる分析結果~
- 高速道路の整備の進展により、同一の出発地・到着地でも、複数の経路選択が可能です。
- 高崎IC付近から川口JCT付近までの区間を例に、昨年度のお客さまの経路選択について、ETC2.0プローブデータによる平均所要時間の分析をしました。
- その結果、関越道などで発生した渋滞により、走行距離の長い北関東道経由のルートの所要時間の方が、30分程度短くなる時間帯がありました。
- 高速道路上の情報板や、サービスエリア等の休憩施設の広域情報モニター、NEXCO東日本が提供している『ドラぷら※1』等から最新の交通状況を確認し、経路選択を行ってください。また、渋滞予測をご活用いただきゆとりをもって出発ください。
※1 詳細は別紙3【PDF:345KB】を参照ください。
平成29年8月15日(火)12時~17時に高崎ICを通過した事例
トピックス4 特に長い渋滞の回避例(方向別ワースト)
お客さまへの安全運転のお願い
高速道路をご利用される際は、運転者の方・同乗者の方全員が安全に走行できるように、今一度ご出発前に「高速道路ご利用の際の心得」【別紙5【PDF:908KB】】をご確認のうえ、ゆとりを持った運転をお願いします。
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