暫定二車線区間の長大橋およびトンネル区間における「車線区分柵(仮称)」の技術開発の公募
~検証技術の選定~
平成29年11月28日
東日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社
東日本・中日本・西日本高速道路株式会社は、高速道路の暫定二車線区間の長大橋(橋長50m以上)およびトンネル区間における正面衝突事故防止対策として、平成29年4月25日から平成29年7月24日まで、民間企業等からの「車線区分柵(仮称)」の技術開発の公募を行いました。
このたび、応募技術の中から、実験等による性能の検証を行う技術を選定しましたのでお知らせします。
実験等による性能の検証は、選定技術の提案をした企業等との手続き等を経て、平成29年12月以降より概ね1年程度行っていく予定です。検証にあたっては、「高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会」等と適宜連携をとり、実用性に係る効果及び課題について評価し、効果が認められたものについては平成31年以降より高速道路の暫定二車線区間に試行設置していきます。
暫定二車線区間の反対車線への飛び出し事故防止対策については、現在、標準幅員が10.5mである土工および中小橋(橋長50m未満)区間ではワイヤロープの試行設置に取り組んでいるところであり、引き続き暫定二車線区間の安全性向上に向けて取り組んでいきます。
添付資料
関連リンク
- 高速道路の正面衝突事故防止対策について~命を守る緊急対策。ポールからロープへ~(平成28年12月20日、国土交通省)
- 高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会(国土交通省)
- ワイヤロープ試行設置区間について
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