東関東自動車道 茨城空港北IC~茨城町JCT間の開通をお知らせします

平成22年1月22日
東日本高速道路株式会社

 NEXCO東日本(東京都千代田区、代表取締役会長:八木重二郎)が建設を進めてきました東関東自動車道の茨城空港北インターチェンジ(IC)から北関東自動車道と接続する茨城町ジャンクション(JCT)までの延長8.8kmが開通することとなりました。

開通日時

 平成22年3月6日(土)15時

開通区間

 茨城空港北(いばらきくうこうきた)IC
(東茨城郡茨城町大字鳥羽田(ひがしいばらきぐんいばらきまちとりはた))から
 茨城町(いばらきまち)JCT
(東茨城郡茨城町大字小鶴(ひがしいばらきぐんいばらきまちこづる))まで(延長8.8km)

【今回開通区間に期待される整備効果】

地域の活性化や安心できる暮らしに寄与します

  • 第三次救急医療機関へ搬送できるエリアが約28km2拡大されます。
  • 沿線で栽培されるメロンなど農作物の、販路の拡大が期待されます。
  • 茨城空港へのアクセス向上

【全線開通時に期待される整備効果】

地域間の移動時間が大幅に短縮されます

  • 潮来市役所から茨城県庁までの移動時間が一般道を利用した場合に比べ約40分短縮されます。

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 今回新たに開通する東関東自動車道 茨城空港北IC~茨城町JCTをETCでご利用されたお客さまに、通常のETCマイレージポイントに加え、全車種一律で20ポイント(ご利用1回ごと)をプレゼントします。詳細は、こちらをご参照ください。

【『東関東道』開通区間の概要】

  • 東関東自動車道水戸線のうち、茨城県区間は、茨城県潮来市から茨城県東茨城郡茨城町に至る延長約50kmの高速道路です。県内の重要港湾(茨城港・鹿島港)および国際拠点である成田空港・茨城空港へのアクセス強化が図られ、国際力強化を支援します。また、北関東道や東関東道の千葉県区間を介して北関東地域及び首都圏地域との連携が強化され、地域経済の発展が期待されます。
  • 今回開通区間の概要
路線名:
東関東自動車道水戸線
開通区間:
茨城空港北IC(東茨城郡茨城町大字鳥羽田(ひがしいばらきぐんいばらきまちとりはた))から茨城町JCT(東茨城郡茨城町大字小鶴(ひがしいばらきぐんいばらきまちこづる))まで(延長約8.8km)
アクセス道路:
主要地方道茨城鹿島線(茨城空港北IC)
開通日:
平成22年3月6日(土)
車線数:
2車線
事業経緯:
平成  9年 3月 整備計画決定
平成10年 12月 施行命令
平成11年 1月 工事着手
茨城空港北ICから茨城町JCTまで延長約8.8km、事業中区間(NEXCO)延長9.4km、事業中区間延長30.9kmのイメージ画像

【地域経済の活性化や安心できる暮らしに寄与します!】

  • 第三次救急機関への搬送時間が短縮され、地域の医療環境が向上します!

(独)国立病院機構水戸医療センターまでの30分到達圏域が約28km2拡大し、新たに約14千人の医療環境が向上するなど、安心できる地域の暮らしを支えます。

カーラーの救命曲線、第三次救急医療機関とは:二次救急医療機関では対応できない重篤の救急患者に対応する、高度な診療機能をもつ24時間体制の救命救急センター。のイメージ画像
  • 茨城県は多くの農産物を生産していますが、中でもメロンの出荷量は全国第1位(約46千t)で、その約8割弱が沿線地域から出荷されています。今後の高速道路の整備と併せて、メロンなど農産物の、関東北部地域(栃木・群馬・長野)や東北方面への販路拡大が期待されます。
茨城県はメロンの出荷量は全国第1位。鉾田市・小美玉市・行方市で茨城県全体の割合の77%を占める。のイメージ画像

【地域間の移動時間が大幅に短縮されます】

  • 東関東自動車道水戸線が全線開通すると、潮来市役所から茨城県庁までの移動距離は約3km、移動時間は約40分短縮されます。

潮来市役所から茨城県庁までの移動距離と移動時間

茨城県庁~潮来市役所間 国道51号を利用した場合(移動距離:約65km、移動時間:約103分)、東関東道を利用した場合(移動距離:約62km(約3km短縮)、移動時間:約63分(約40分短縮))のイメージ画像
  • 所要時間の算定方法

一般道利用ルート

H17道路交通センサスの旅行速度データを使用

高速利用ルート

一般道部分はH17道路交通センサスの旅行速度データ、高速部分は100km/h(今回開通部および計画中の路線は70km/h)を想定

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