設計・調査等業務で総合評価落札方式を試行導入します
平成19年6月11日
東日本高速道路株式会社
NEXCO東日本(東京都千代田区、代表取締役会長:八木重二郎)では、工事ですでに導入している総合評価落札方式を、設計・調査等業務にも試行導入します。
導入の目的
設計・調査等業務で、価格と高度な知識や豊かな経験に裏づけされた技術力を評価することにより、一層質の高い成果を得ることを目的とします。
制度の概要
総合評価の方式は、加算方式とし、価格評価点と技術評価点の合計点である「総合評価点」が最も高い者と契約します。(総合評価点=価格評価点+技術評価点)
- 価格評価点は、入札価格を契約制限価格で除して得た値を一から減じて得た値に、業務ごとに設定した価格評価点を乗じて得た値とします。(例)価格評価点の算出:(1-入札価格 / 契約制限価格)×50点【価格評価点の配分点】
- 技術評価点は、技術提案書で定められた各評価項目について評価を行い算出した点数の合計とします。
- 価格評価点と技術評価点の配分は、1:1から1:4までとします。
高度な知識や豊かな経験に裏づけされた技術力が必要とされる設計・調査等業務については、技術評価点の配分を高くします。
対象業務
価格と技術力の双方を評価することが適当と考えられる案件の中から選定します。
試行導入する業務
平成19年6月11日に東北支社が手続開始の公告を行う次の3件の業務で試行導入します。
- 東北中央自動車道 南陽中川 (なんようなかがわ)地区第一次土質調査
- 東北中央自動車道 西郷南(にしごうみなみ)地区第一次土質調査
- 東北中央自動車道 宮生(みやおい)~上山中川(かみのやまなかがわ)地区第一次土質調査