長野自動車道 千曲川橋からのコンクリート片落下に
ついて

平成25年2月23日
東日本高速道路株式会社
関東支社

 NEXCO東日本関東支社(東京都台東区)が管理する長野自動車道の千曲川(ちくまがわ)橋において、高速道路と交差している河川敷にコンクリート片が落下する事象が発生しました。これによるけが人や物損などの被害は確認されていません。

 なお、橋梁の構造に支障を及ぼす損傷ではないため、走行の安全には問題ありません。

 当社では、現在、当該橋梁において同様な事象が発生しない様に、緊急点検を行っております。近隣の皆さまには、ご不便・ご迷惑をお掛けしております。

1 発見経緯

 当社への第1報 平成25年2月22日(金)16時00分頃、一般の方からコンクリート片が落下していると当社に連絡があり、現地にてコンクリート片を確認しました。

2 発生場所

 長野自動車道 千曲川橋(74.4KP)と一級河川千曲川(左岸)の交差箇所
 (麻績インターチェンジ~更埴インターチェンジ間 平成5年3月25日開通)
 地先名:長野県長野市篠ノ井塩崎(ながのけん ながのし しののい しおざき)

3 落下したコンクリート片

 高さ 約20cm×厚さ 約13cm×長さ 約7mの範囲で落下したコンクリート片の最大寸法は、高さ 約20cm×厚さ 約13cm×長さ 約53cm (約13kg)です。

4 落下原因

 コンクリートの経年劣化により雨水が侵入し、鉄筋が腐食膨張したことでコンクリートが剥離し落下したものと推察されます。

5 当該箇所の点検履歴

 平成24年7月に点検を実施しており、軽微な損傷が確認されています。

6 当該箇所の対応状況

 現在、当該橋梁の緊急点検を実施しており、明日、2月24日中に完了する予定です。

【落下状況図】

コンクリート片の落下状況のイメージ画像

【状況写真】

落下したコンクリート片のイメージ画像