料金所の総合安全対策

平成20年度

料金所総合安全対策について
~ 料金所の安全通路の設置工事のためETCレーン等を閉鎖します ~

 NEXCO東日本は、高速道路の走行安全性の向上を経営方針としており、お客さまにより安全にご通行いただけるよう、料金所総合安全対策を実施しております。

 このたび、その一環として、ETCレーンにおける料金所係員等との接触事故を防止するため、安全通路の設置工事を行います。

1 安全通路の設置工事の予定

 安全通路の設置工事は、平成20年4月から順次工事に着手し、早期の完了を目指して進めております。工事実施に当ってETCレーン等の閉鎖を行い、特に秋から冬にかけて最も多く集中することとなります。

 お客さまには大変ご不便、ご迷惑をおかけしますので、 ETCレーンを閉鎖する料金所につきましては、その都度、詳細な情報を当社HP(http://www.driveplaza.com/traffic/roadinfo/schedule/)でお知らせしておりますので、ご利用願います。

ご理解とご協力をお願いします。

2 ETCレーン閉鎖時の通行方法について

  1. 入口ETCレーン閉鎖時
  2. 入口では一般レーンで通行券を受け取ってください。出口では一般レーンで一旦停止のうえ、「通行券」と「ETCカード」を料金所係員にお渡しください。

    • 時間帯割引(通勤、深夜、早朝夜間)については『車載器を搭載』し、『ETCカード』でのお支払いに限り適用されます。割引適用をご希望される場合には、お手数をお掛けしますが、料金所係員にその旨お申し出ください。
  3. 出口ETCレーン閉鎖時
  4. 入口でETCレーンを無線通信でご利用されたお客さまは、出口では一般レーンで一旦停止のうえ、「ETCカード」を車載器から取り出して料金所係員にお渡しください。

    • 時間帯割引(通勤、深夜、早朝夜間)については、自動的に適用されます。

     なお、障がい者割引の適用につきましては、出口の一般レーンでETCカードと通行券(入口で通行券を受け取った場合)のほか、障がい者手帳のご呈示が必要となります。

3 安全通路の概要

 料金所係員等のETCレーン内への進入を回避し安全に横断できるよう、当面約120料金所に設置します。

 安全通路とは・・・
料金所係員等のETCレーン横断時の接触事故等を回避するための安全通路です。屋上通路方式と地下通路方式があります。

屋上通路の例(第三京浜道路 玉川本線料金所)の写真
屋上通路の例(第三京浜道路 玉川本線料金所)
地下通路の例(東北自動車道 一関IC)の写真
地下通路の例(東北自動車道 一関IC)

4 その他の安全設備の整備の概要

  1. 遠隔操作による開閉設備の設置
    ETCレーン閉鎖時における車両の誤進入を防止するため、全料金所に設置します。
  2. レーン上操作器の設置
    料金所のアイランド上で車線開閉表示板などの切替操作が可能となるよう、全料金所に設置します。
  3. 車線表示板の表示を改良
    ETCレーン閉鎖時に、閉鎖していることをお客さまによりわかりやすくお知らせするため、全料金所の車線表示板で「閉鎖中」と表示するよう改良します。
  4. ETCカード読取機の設置
    ETCトラブル時における料金所係員のETCレーン横断を極力減らし、車両停止時間を短縮させるため、お客様がETCカードを挿入することでカード情報を読み取れる機器を出口のETCレーンに設置します。
  5. カード未挿入お知らせアンテナの設置
    ETCカード未挿入によるトラブルを低減するため、料金所手前にアンテナの設置を推進します。
  6. ETCレーンの整備
    料金所広場が狭く、ETCレーンを目指す車などが進路変更することにより、車両が輻輳する危険性を回避するため、ETCレーンの増設を推進します。
遠隔操作による開閉設備の写真
遠隔操作による開閉設備
レーン上操作器の写真
レーン上操作器
車線表示板の表示の改良の写真
車線表示板の表示の改良
カード未挿入お知らせアンテナの写真
カード未挿入お知らせアンテナ

【ETCレーンの整備の例(第三京浜道路 都筑料金所)】

(増設前)の写真
(増設前)
(増設後)の写真
(増設後)