弊社社員の懲戒処分について
平成26年9月17日
東日本高速道路株式会社
関東支社
NEXCO東日本関東支社(東京都台東区)は、管内の佐久管理事務所(以下「佐久(管)」という。)に勤務する社員が、弊社業務上の支出に関する不正行為を行った結果、弊社に損害を生じさせたことから、当該社員を懲戒免職としたので、お知らせします。
弊社といたしましては、直ちに再発防止に取り組むとともに、二度とこのような不祥事が起きないよう、なお一層の綱紀保持に努力してまいります。
1 当該社員
佐久(管)に勤務する担当者(58才、昭和55年3月入社)
2 懲戒処分の内容
平成26年8月27日付けで当該社員を懲戒免職としました。
3 不正行為の概要
当該社員は、自らが所有する「自宅車庫の建築工事等」及び「自家用車の車両整備にかかる費用」(以下「車庫等費用」という。)について、当該社員が担当していた弊社佐久(管)発注に係る車両等整備業務の受注会社から外部業者への外注費用であるかのように偽装して、当該社員が本来が負担すべき車庫等費用の支払い等を弊社に行わせました。
当該社員の上記行為により弊社が被った損害額は、現時点において、約14百万円と把握しています。
4 不正行為発見の経緯
- 平成26年6月に、受注会社から、社内調査で、弊社あての請求の中に、不適切な請求が疑われる事実を発見したとの報告がありました。
- これを受けてただちに、弊社において当該社員あて事情聴収及び受注会社への事実確認を行い、これまでに不正行為の事実関係が明らかになりました。
5 不正行為に関する対応
- 弊社が被った損害の回復については、当該社員に対しての賠償請求を検討するほか、受注会社とも協議中です。
- 当該社員に対する刑事処分については、警察署に相談中です。
6 再発防止に係る対応
今後、今般の不祥事の要因を真摯に分析し、組織全体における再点検のうえ、更なるコンプライアンスの推進を図り、再発防止に努めてまいります。