北関(きたかん)開通後の整備効果

平成20年 9月19日
東日本高速道路株式会社
関東支社

 NEXCO東日本関東支社(東京都台東区、支社長:石川慎一)は、今春開通した北関※3区間(伊勢崎IC~太田桐生IC間、宇都宮上三川IC~真岡IC間、桜川筑西IC~笠間西IC間)の整備効果につきまして、以下のとおり取りまとめましたので、お知らせします。

  • 『北関』は、北関東自動車道の愛称です。

1 開通区間の概要

(1)群馬県 伊勢崎(いせさき)IC~太田桐生(おおたきりゅう)IC (平成20年3月8日開通)

  • 開通から8月31日までの期間では、1日当り平均約15,200台、最大で約21,500台がご利用されました。これによって、これまでに開通している区間の交通量も約2~5割増加しています。
  • 移動時間が短縮されると共に、一般道の走行環境が改善されています。
  • 並行する一般道の交通人身事故発生件数が約1~4割減少しています。
  • 全国都市緑化フェアにおいて、北関が各会場を連絡する無料シャトルバス(ハイウェイ花バス)の運行ルートとなり、約1.2万人の方がご利用されました。

詳細はこちら【PDF:498KB】

(2)栃木県 宇都宮上三川(うつのみやかみのかわ)IC~真岡(もおか)IC (平成20年3月15日開通)

  • 開通から8月31日までの期間では、1日当り平均約3,300台、最大で約5,900台がご利用されました。これによって、これまでに開通している区間の交通量も約1割増加しています。
  • 開通区間と並行する一般県道雀宮真岡線から高速道路へ交通が転換し、一般県道雀宮真岡線の交通量が約1割減少しています。
  • 真岡市、益子町、茂木町から第三次医療機関である獨協医科大学病院への搬送ルートに北関を利用した割合が増加し、救急医療に貢献しています。
  • 観光施設への来場者数が増加しています。

詳細はこちら【PDF:396KB】

(3)茨城県 桜川筑西(さくらがわちくせい) IC~笠間西(かさまにし) IC (平成20年4月12日開通)

  • 開通から8月31日までの期間では、1日当り平均約5,800台、最大で約12,400台がご利用されました。これによって、これまでに開通している区間の交通量も約4~7割増加しています。
  • 開通区間と並行する一般国道50号から高速道路へ交通が転換し、一般国道50号の交通量が約1割減少しています。
  • 桜川市域から第三次医療機関である水戸医療センターへの搬送時間が約6分短縮され、救急医療に貢献しています。
  • 陶炎祭や笠間つつじまつりの来客数が増加しました。

詳細はこちら【PDF:325KB】

開通区間の位置図

開通区間の位置図のイメージ画像

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