『三陸沿岸道路 仙台~石巻間 4車線』開通後のストック効果※及び交通量について
※ストック効果:整備された社会資本が機能することによって、継続的かつ中長期的に得られる効果
平成29年4月12日
国土交通省仙台河川国道事務所
東日本高速道路株式会社仙台工事事務所
三陸沿岸道路矢本石巻道路の石巻女川IC及び4車線化(鳴瀬奥松島IC~石巻女川IC)が平成27年10月4日に、仙塩道路の多賀城IC及び4車線化(仙台港北IC~利府中IC)が平成28年3月27日にそれぞれ開通しました。
今回、開通後のストック効果をとりまとめましたのでお知らせします。
なお、3月30日に完成しました石巻女川IC~桃生豊里ICの4車線拡幅事業については現在調査中であり、後日、改めてお知らせいたします。
開通後のストック効果
- 矢本石巻道路・仙塩道路(三陸沿岸道路)の慢性的な混雑が解消【PDF:698KB】
- 平均所要時間が、矢本石巻道路、仙塩道路あわせて11分短縮
- 平均速度が大幅(50km/h以上)に向上し、混雑が解消
- 宅配荷物等の配送時間の定時性が向上し、顧客サービス向上に寄与【PDF:649KB】
- 石巻~仙台間の配送時間の短縮と時間信頼性の向上により、集荷時間を遅くすることが可能になり、顧客ニーズに対応
- 病院アクセスが向上(所要時間短縮等により遠方からの通院が便利に)【PDF:883KB】
- 所要時間の短縮により、遠方の東松島市・登米市からの外来患者数が、開通前から約700人(約2割)増加
- 高速バスの定時運行が向上、人件費等の縮減にも貢献【PDF:944KB】
- 4車線開通後は高速バスのダイヤ改正を行い、遅延がほぼ解消(平日朝夕ピーク)
- ドライバー拘束時間の縮減に寄与
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