冬用タイヤ装着状況調査の結果について(第2弾)

平成24年11月14日
東日本高速道路株式会社
東北支社

 NEXCO東日本東北支社(仙台市青葉区)では、これから降雪期を迎えるにあたり、早期の冬用タイヤへの交換を喚起し、雪道運転の安全走行を啓発することを目的に、高速道路における冬用タイヤの装着状況調査を行い、その結果を公表します。

 東北全体で、前回調査(11月5日実施)と比較して冬用タイヤ装着率が高くなっていますが、一部の地域では昨年の同時期より低い状況にあります。

 これから本格的な冬に入り今週は東北地方の山間部を中心に広い範囲で降雪が予想されていますので、高速道路をご利用の際は、早めの冬用タイヤの装着で安全なドライブをお願いします。

1 11月12日(月)の調査結果

調査箇所 冬用タイヤ装着率 今回調査台数
今回調査
(11月12日)
【前回調査】
(11月5日)
【参考:昨年同時期】
(11月7日)
冬用タイヤ
装着台数
総数
青森県 東北道 青森IC 55%48%46%12台22台
八戸道 八戸IC 47%21%13%14台30台
青森県合計50%30%26%26台52台
秋田県 東北道 十和田IC 33%6%14%35台105台
秋田道 秋田南IC 39%13%13%17台44台
秋田道 横手IC 17%8%16%13台75台
秋田県合計29%8%14%65台224台
岩手県 東北道 盛岡南IC 43%10%10%43台100台
東北道 北上江釣子IC 20%5%3%20台100台
岩手県合計32%9%7%63台200台
宮城県 東北道 古川IC 2%2%2%1台52台
東北道 仙台宮城IC 6%6%18%4台72台
宮城県合計4%4%8%5台124台
山形県 山形道 山形北IC 23%22%25%23台100台
山形道 櫛引PA 0%22%33%0台10台
山形県合計21%22%26%23台110台
福島県 東北道 福島飯坂IC 16%1%16%16台100台
東北道 郡山IC 31%7%4%27台86台
磐越道 会津若松IC 8%12%4%8台100台
常磐道 いわき中央IC 13%13%11%14台105台
福島県合計17%8%9%65台391台
東北支社 全体22%11%13%247台1101台
  • 料金所入口の一般レーンで一時停止する車両のタイヤ種別を、調査員が目視で確認(1回当たり100台もしくは30分以上)
  • 「IC」はインターチェンジ、「PA」はパーキングエリアの略です。

参考:冬用タイヤ装着率の推移(県別)【PDF:244KB】

 次回の調査は、11月19日(公表は11月21日)の予定です。
(調査日、公表日は天候等の理由により、予告なしに変更することがあります。)

 本資料は、記者発表「冬用タイヤ装着状況調査の結果について(第1弾)~冬用タイヤ早期交換の促進及び雪道安全運転の第1報~(平成24年11月8日付け)」の継続調査です。

2 NEXCO東日本東北支社からのお願い

 東北支社管内の高速道路ではすでに初雪が観測されています。
 山形自動車道(笹谷峠付近)で11月2日、東北自動車道(十和田IC付近)で11月4日に観測

  • 『降雪前に早めの冬用タイヤ装着』をお願いします。
    夏用タイヤのスリップを起因とする事故は重大な事故につながる可能性がありますので、早めの冬用タイヤへの交換をお願いします。
  • 『雪道運転の操作は十分に安全運転』をお願いします。
    シーズン初めの雪道運転は、雪道での安全運転の感覚が戻っていないので、冬用タイヤを装着していても、車間距離を十分に取ってスピードを控えめに、急ハンドル、急ブレーキなどの操作は行わず、ゆっくりと安全な運転をお願いします。
    参考資料-1【PDF:141KB】
  • 『お出かけ前もお出かけ中もこまめに情報収集』をお願いします。
    冬の高速道路は天候が急変しますので、お出かけ前もお出かけ中も道路情報や気象情報などの情報をこまめに確認してください。
    参考資料-2【PDF:871KB】

NEXCO東日本では、冬の高速道路を安全・安心・快適にご利用いただくために、SA・PA・ICでの啓発活動や交通安全キャンペーン、HP「ドラぷら」での『マンモシ博士の冬の高速道路講座』など、積極的に情報発信しています。
※マンモシ博士:車と雪道の安全を専門に研究する博士

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