9月3日に防災訓練を実施します!
平成19年8月30日
東日本高速道路株式会社
東北支社
NEXCO東日本東北支社(仙台市青葉区、支社長:熊谷和夫)は、高速道路が災害時に緊急輸送路として地域の交通確保に大きな役割を果たすこととから、社員並びに関係会社の危機管理対応能力の向上を図るため、防災週間期間の9月3日(月)に、支社・道路管制センター・事務所・料金所・休憩施設等で、約1,400名が参加する総合防災訓練を実施します。
訓練は、30年以内に99%の確率で発生すると言われている「宮城県沖地震」を想定した大規模地震の対応訓練とし、東北支社庁舎でのロールプレイング方式による訓練(非公開)とともに、今回特に、長者原サービスエリア(SA)で現地対策本部を設置したことを想定した実地訓練(一般公開)を実施します。
1 目的
宮城県沖地震等の大規模災害時における迅速な復旧活動による交通確保やお客さまへの的確な情報提供の対応能力向上を目指し、地震発生から緊急輸送路確保までの初動体制を重視した一連の対応を訓練します。
2 日時
平成19年9月3日(月)
実地訓練 14:30~15:30
3 場所
東北自動車道 長者原SA(上り線)
4 参加組織
NEXCO東日本(株)東北支社・道路管制センター・各管理事務所・各工事事務所及びNEXCO東日本グループ会社・委託会社・工事請負会社
5 訓練想定
宮城県沖地震(地震の規模:最大震度7)が発生し、高速道路施設が被害を受け、他の交通機関も同様に被害を受けた想定
6 訓練内容
長者原SAに現地対策本部を設置したことを想定して下記の訓練を行います
- 休憩施設のお客様への情報提供訓練
- 発災時のお客様への迅速な情報提供訓練
- 休憩施設のお客様の避難誘導訓練
- 屋外の園地等へお客様を安全に避難させる訓練
- 救護活動模擬訓練
- AED装置による心肺蘇生訓練
- 道路緊急点検出発訓練
- 道路緊急点検に向かう前の装備を確認し、迅速かつ的確な点検作業を行う訓練
- 土嚢作成訓練
- 段差箇所等を擦り付けるための土嚢を、迅速に作成する訓練
- 段差修正訓練
- 路面の段差箇所を土嚢により応急的に擦り付けるための訓練
- 衛星通信車・防災対策車設営訓練
- 衛星通信車・防災対策車の設置訓練および衛星による画像送信訓練
他、東北支社庁舎では、当日に被害等の想定を付与し、復旧計画の策定等、より現実状況に即したロールプレーイング方式による訓練も実施します。(非公開)