東北地方の高速道路で初の『オストメイト対応トイレ』が完成

　NEXCO東日本東北支社（支社長:熊谷和夫）では、6月1日から東北地方の5箇所のサービスエリアで『オストメイト対応トイレ』がご利用いただけるようになりましたのでお知らせします。

　『オストメイト対応トイレ』とは、日本全国に約20万人位いるといわれている人工肛門や人工膀胱を保有するオストメイトの方もご利用いただけるトイレです。これにより、更に、お車での旅行がしやすくなります。

　今回、ご利用できるサービスエリアは、岩手県、宮城県及び福島県の東北自動車道の一部サービスエリアですが、他のサービスエリアにおいても工事を進めておりますのでご利用できる準備が整い次第、別途お知らせします。

　6月7日～8日には、岩手県盛岡市で（社）日本オストミー協会第18回全国大会の開催が予定されております。

• 『オストメイト対応トイレ』の整備は、高速道路に関連する企業の皆さんで設立している高速道路関連社会貢献協議会からのご支援により整備しています。

【東北自動車道 蓮田SAの設置例】

　なお、NEXCO東日本東北支社では、来冬までにサービスエリアのトイレについて洋式便座を全て暖房仕様にするとともに、AED（心肺停止状態の患者を蘇生させる自動対外式除細動器）の設置など、休憩施設での更なるサービスの向上に努めて参ります。

【参考】
NEXCO東日本 東北エリア以外のオストメイト整備状況