冬用タイヤの装着率調査結果について(第1弾)

平成27年12月3日
東日本高速道路株式会社
新潟支社

 NEXCO東日本新潟支社(新潟市中央区)では、本格的な冬を迎えるにあたり、早期の冬用タイヤへの交換を喚起し、雪道運転の安全走行を啓発することを目的に、管内の休憩施設における冬用タイヤの装着状況調査を行い、その結果について公表します。

 調査は冬用タイヤの装着率が向上するまで定期的に行い、結果をお知らせします。

1 冬用タイヤ装着状況調査の実施方法について

【調査予定日】
第1回11月30日(月)~12月2日(水)、第2回12月7日(月)~9日(水)、第3回12月14日(月)~16日(水)、第4回12月21日(月)~23日(水)

  • 調査日は天候等の理由により、予告なしに変更することがあります。

【調査方法】
調査対象箇所のサービスエリア(SA)パーキングエリア(PA)に駐車している車両のタイヤ種別を調査員が目視で確認(調査1回あたり、各50台程度の確認)

  • 調査台数は駐車場の利用状況により変更となる場合があります。

【調査箇所】
谷川岳PA(関越道)、黒埼PA(北陸道)、米山SA(北陸道)、妙高SA(上信越道)

  • 全て下り線

【調査結果】
各調査実施週の木曜日に公表します。

  • 調査結果は調査日の変更等の理由により、予告なしに変更することがあります。

2 調査結果

  • 第1回の調査結果(調査台数:249台)
    冬用タイヤの装着率は全車種平均で71.5%で、大型車は高く(80.3%)、小型車は低い状況(67.6%)でした。なお、昨年の同時期(12月第1週)の調査では全車種平均76.6%でしたので、昨年より冬用タイヤ装着率は低い状況です。
調査箇所 第一回調査
路線施設名上下線調査日区分冬タイヤ
装着率
調査台数【参考】
昨年同時期
関越道 谷川岳PA 下り線 12/2(水)小型車72.4%5867.6%
大型車80.0%3086.4%
75.0%8874.6%
北陸道 黒埼PA 下り線 11/30(月)小型車66.7%3686.0%
大型車81.3%1684.6%
71.2%5285.7%
北陸道 米山SA 下り線 11/30(月)小型車72.3%4777.8%
大型車75.0%1250.0%
72.9%5974.5%
上信越道 妙高SA 下り線 12/1(火)小型車53.1%3260.0%
大型車83.3%1894.1%
64.0%5071.2%
合計小型車67.6%17373.8%
大型車80.3%7684.5%
71.5%24976.6%

ネクスコ東日本新潟支社からのお願い

  • 『降雪前に早めの冬用タイヤ装着』をお願いします。
    県内の高速道路では、11月25日に初雪を観測し、除雪作業などを実施しておりますので、早めの冬用タイヤへの交換をお願いします。
  • 『雪道での運転はゆっくりと安全な運転』をお願いします。
    雪道では、冬用タイヤを装着していても、他のシーズンと同じようなスピードやハンドリングは非常に危険です。車間距離を十分にとってスピードを控えめに、「急ハンドル」、「急加速」、「急ブレーキ」などの「急」の付く操作は行わず、ゆっくりと安全な運転をお願いします。
  • 『お出かけ前とお出かけ中のこまめな情報収集』
    冬の高速道路は天候が急変しますので、出発地は晴れていても、目的地や通過点で雪が降っていることがありますので、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行をお願いします。また、お出かけ前やサービスエリアなどで道路情報や気象情報をこまめに確認して下さい。
    NEXCO東日本の情報サイト『ドラぷら』では、渋滞予測や冬の高速道路講座などの情報を提供しています。
    また、『ドライブトラフィック(ドラとら)』では高速道路の気象(雪道)予測や路面状況(雪道ライブカメラ)の情報を提供しております。

NEXCO東日本では、冬の高速道路を安全・安心・快適にご利用いただくために、SA・PA・ICでの啓発活動や交通安全キャンペーン、HP「ドラぷら」での『マンモシ博士の冬の高速道路講座』など、積極的に情報発信しています。

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