冬用タイヤの装着率調査結果について(第1弾)

平成26年11月27日
東日本高速道路株式会社
新潟支社

 NEXCO東日本新潟支社(新潟市中央区)では、本格的な冬を迎えるにあたり、早期の冬用タイヤへの交換を喚起し、雪道運転の安全走行を啓発することを目的に、管内の休憩施設における冬用タイヤの装着状況調査を行い、その結果について公表します。

 調査は冬用タイヤの装着率が向上するまで定期的に行い、結果をお知らせします。

1 冬用タイヤ装着状況調査の実施方法について

【調査予定日】
 第1回11月25日(火)・26日(水)、第2回12月1日(月)~3日(水)、
 第3回12月8日(月)~10日(水)、第4回12月15日(月)~17日(水)

  • 調査日は天候等の理由により、予告なしに変更することがあります。

【調査方法】
 調査対象個所のサービスエリア(SA)パーキングエリア(PA)に駐車している車両のタイヤ種別を調査員が目視で確認(調査1回あたり、各50台程度の確認)

  • 調査台数は駐車場の利用状況により変更となる場合があります。

【調査箇所】
 谷川岳PA(関越道)、黒埼PA(北陸道)、米山SA(北陸道)、妙高SA(上信越道)

  • 全て下り線

【調査結果】
 各調査実施週の木曜日に公表します。

  • 調査結果は調査日の変更等の理由により、予告なしに変更することがあります。

2 調査結果

  • 第1回の調査結果(調査台数:219台)
    冬用タイヤの装着率は全車種平均で約58.4%で、大型車は高く(約75.5%)、小型車は低い状況(約53.0%)でした。
調査箇所 第一回調査
路線施設名上下線調査日区分冬タイヤ装着率調査台数
関越道 谷川岳PA 下り線 11/25(火)小型車56.5%46
大型車50.0%16
54.8%62
北陸道 黒埼PA 下り線 11/25(火)小型車46.7%45
大型車60.0%5
48.0%50
北陸道 米山SA 下り線 11/26(水)小型車61.0%41
大型車85.7%14
67.3%55
上信越道 妙高SA 下り線 11/26(水)小型車47.1%34
大型車94.4%18
63.5%52
合計小型車53.0%166
大型車75.5%53
58.4%219

3 冬用タイヤ交換時期アンケート調査結果

  • 11月23日(日)・24日(月)に新潟ふるさと村で開催されたイベント来場者を対象として、冬用タイヤ交換時期のアンケート調査を弊社が実施したところ、「12月上旬に交換する」と回答された方が最も多い結果となりました。雪道での交通事故防止のため、出来るだけ早めのタイヤ交換をお願いいたします。

ネクスコ東日本新潟支社からのお願い

  • 『降雪前に早めの冬用タイヤ装着』をお願いします。
    県内の高速道路では、11月15日に初雪を観測し、除雪作業などを実施しておりますので、早めの冬用タイヤへの交換をお願いします。
  • 『雪道での運転はゆっくりと安全な運転』をお願いします。
    雪道では、冬用タイヤを装着していても、他のシーズンと同じようなスピードやハンドリングは非常に危険です。車間距離を十分にとってスピードを控えめに、「急ハンドル」、「急加速」、「急ブレーキ」などの「急」の付く操作は行わず、ゆっくりと安全な運転をお願いします。
  • 『お出かけ前とお出かけ中のこまめな情報収集』
    冬の高速道路は天候が急変しますので、出発地は晴れていても、目的地や通過点で雪が降っていることがありますので、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行をお願いします。また、お出かけ前やサービスエリアなどで道路情報や気象情報をこまめに確認して下さい。
    NEXCO東日本の情報サイト『ドラぷら』では、渋滞予測や冬の高速道路講座などの情報を提供しています。
    また、『ドライブトラフィック(ドラとら)』では高速道路の気象(雪道)予測や路面状況(雪道ライブカメラ)の情報を提供しております。

NEXCO東日本では、冬の高速道路を安全・安心・快適にご利用いただくために、SA・PA・ICでの啓発活動や交通安全キャンペーン、HP「ドラぷら」での『マンモシ博士の冬の高速道路講座』など、積極的に情報発信しています。