日本海東北自動車道 聖籠新発田IC~中条ICに「救急車退出路」を設置します)
平成20年9月1日
東日本高速道路株式会社
新潟支社
新潟県新発田市
新潟県胎内市
新潟県村上市
新潟県関川村
NEXCO東日本新潟支社と新潟県北地域自治体は、県北地域から救命救急病院である「新潟県立新発田病院」への救急搬送を支援するため、日本海東北自動車 道聖籠新発田インターチェンジ(IC)~中条インターチェンジ(IC)の間に「救急車退出路」を設置します。
救急車退出路の概要
日本海東北自動車道 聖籠新発田IC~中条IC間の上り線加治川紫雲寺バスストップ(BS)付近に、救急車退出路(出口専用)として、通路及び門扉を1箇所設置します。
「救急車退出路」は救急車などの緊急車両が使用するために設置するもので、一般の車両は使用できません。
【設置場所】
新潟県新発田市釜杭(加治川紫雲寺BS付近)
【完成予定時期】
平成21年 春
【概算事業費】
約2,000万円
(この事業費はNEXCO東日本が負担する他、村上市、胎内市、関川村が新潟県の一部補助を受け負担します。また、退出路から県道新発田紫雲寺線に達するまでの間の側道の維持管理は新発田市が行います。)
期待される効果
県北地域から新発田病院への救急搬送において、現行の聖籠新発田ICを利用した場合に比べ走行距離が短縮される他、一般道の渋滞回避などにより搬送時間の短縮が図られ、救命率の向上が期待されます。
NEXCO東日本では、高速道路ネットワークを最大限活用し、沿線地域との連携を図り、地域における救命救急病院へのアクセス強化などを支援しています。
【救急車退出路設置箇所(加治川紫雲寺BS付近)】
(写真中の通路は、日東道建設時に設置した工事用進入路です。現況が急勾配であることから、今後勾配などを改良し救急車退出路として運用します。)