関東地域で冬の交通安全キャンペーンを実施します
令和6年11月20日
東日本高速道路株式会社
関東支社
NEXCO東日本関東支社(埼玉県さいたま市)は、年末年始に帰省するお客さまや降雪地域に向かわれるお客さまに向けて、高速道路交通警察隊や高速道路交通安全協議会などの関係機関と合同で、管内のサービスエリアなどで「冬の交通安全キャンペーン」を実施します。
この冬の交通安全キャンペーンでは、高速道路をご利用のお客さまへ、交通安全・運転マナーに関する啓発冊子等の配布、パトロールカーや落下物などの展示を行います。
交通安全キャンペーン概要
- 場所・日時等の詳細については、別紙【PDF:144KB】をご参照ください。
昨年の様子
- 実施内容は、各キャンペーンによって異なります。
事前に別紙のキャンペーン内容をご確認のうえお越しくださいますようお願いします。 - 当日の天候などにより、急きょキャンペーンの中止や時間を変更させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
最新の実施予定につきましては、弊社公式X(旧Twitter)をご確認ください。
今回の重点テーマは3つ!!
- 渋滞最後尾等での追突事故に注意!
- 早めのヘッドライト点灯と、積極的なハイビームの活用を!
- 突然の降雪に備え、早めに冬の準備を!
(1)渋滞最後尾等での追突事故に注意!
高速道路では、追突による重大事故が多発しています。
特に、渋滞時は前方車両の減速に注意し、いつでも減速できるよう前方をよく見て十分な車間距離をとりながら運転するようにしましょう。
渋滞最後尾では、ハザードランプにより早めに後続車へ合図をお願いします。
また、運転中のスマートフォン等の操作や注視は大変危険です!
周囲の危険を発見することができず、重大な事故につながり得る極めて危険な行為ですので、「ながら運転」は絶対にやめましょう!
行楽シーズンなど交通混雑期には、渋滞がしばしば発生します。渋滞を発見したら、早めのブレーキとハザードランプで、後方への注意喚起を忘れずにお願いします。
また、眠気や疲れを感じたら、早めに休憩施設でリフレッシュいただくことも大切です。
事故などでやむを得ず停止してしまった場合には、以下の点に注意してください。
- 絶対に歩き回らない
事故などでやむを得ず停止した場合は本線・路肩を歩き回らないでください。
高速道路は一般道とは違います!
同じ感覚での行動は絶対にやめ、速やかに車を路肩に移動させ、移動が不可能な場合、以下の項目を最優先してください。 - 後続車に合図
後続車の運転手が停止車両に気づいているとは限りません。
後続車両に対する安全措置を執ってください。
①ハザードランプ点灯
②発炎筒を着火
③停止表示器材設置 - 安全な場所へ避難
運転者も同乗者も全員、通行車両に十分注意しガードレールの外側など安全な場所に退避してください。
車の中に留まることは危険です。 - 避難してから通報
110番・非常電話・道路緊急ダイヤル(#9910)などで通報してください。
非常電話は本線上1kmおき、トンネル内は200mおきに設置されてます。- 道路緊急ダイヤルは携帯電話からも発信できます。
(2)早めのヘッドライト点灯と、積極的なハイビームの活用を!
雨天時や夕暮れ時には事故が多発します。早めにライトを点灯し、自分の車の存在を他の車両に知らせましょう。トンネル内や濃霧、雨天時など200m先が見えない場合は、たとえ昼間であってもライト点灯を励行してください。
ロービームの照射範囲は40m、ハイビームなら100mです。高速道路を夜間走行するときは、原則ヘッドライトを上向きにして、落下物や交通事故などにより停車した車を少しでも早く発見するようにしましょう。ただし、対向車と行き違うときや他の車の直後を通行しているときは、他の車両の妨害とならないよう、こまめに下向きに切り替えましょう。
(3)突然の降雪に備え、早めに冬の準備を!
冬になると出発地は晴れていても目的地や通過地点で雪が降っていることもあります。冬の高速道路では、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤの装着とタイヤチェーンの携行をお願いします。
また、冬の高速道路では安全に走行していただくために、冬用タイヤ規制(すべり止め装置装着規制)を行う場合があります。冬用タイヤ規制を行っている場合は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤなど)またはタイヤチェーンなどのすべり止め装置を装着していない車は走行できません。
冬の高速道路では、どの地域にお住まいの方も冬用タイヤの装着はもちろん、万が一の事態に備えて必ずタイヤチェーンを携行してください。
NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取組みを行っています。
今回の「冬の交通安全キャンペーン」の取組みについては、交通死亡による死傷者の削減などにつながる事業活動としてSDGs目標の3番に貢献するものと考えています。
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