関東地域で冬の交通安全キャンペーンを実施します
令和5年11月29日
東日本高速道路株式会社
関東支社
NEXCO東日本関東支社(埼玉県さいたま市)は、年末年始に帰省するお客さまや降雪地域に向かわれるお客さまに向けて、高速道路交通警察隊や高速道路交通安全協議会などの関係機関と合同で、管内のサービスエリアなどで「冬の交通安全キャンペーン」を実施します。
この冬の交通安全キャンペーンでは、高速道路をご利用のお客さまへ、交通安全・運転マナーに関する啓発冊子等の配布、パトロールカーや落下物などの展示を行います。
交通安全キャンペーン概要
※場所・日時等の詳細については、別紙【PDF:271KB】をご参照ください。
昨年の様子
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実施内容は、各キャンペーンによって異なります。
事前に別紙【PDF:271KB】のキャンペーン内容をご確認のうえお越しくださいますようお願いします。 -
当日の天候などにより、急きょキャンペーンの中止や時間を変更させていただく場合があります。
あらかじめご了承ください。
今回の重点テーマは3つ!!
- 事故や故障等で停止した車両に衝突する停止車両衝突事故が増加傾向に。
万が一の時の対処法を確認しましょう。 - 早めのヘッドライト点灯と、積極的なハイビームの活用を!
- 突然の降雪に備え、早めに冬の準備をしましょう。
(1)事故や故障等で停止した車両に衝突する停止車両事故が増加傾向に。
万が一の時の対処法を確認しましょう。
停止車両衝突事故とは、渋滞の最後尾や、事故・故障等で停止している車両に後続車が衝突する事故のことを言います。万が一の時に備えて対処法を確認しておきましょう。
停止してしまった車両の運転手さんへのお願い
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絶対に歩き回らない
事故などでやむを得ず停止した場合は本線・路肩を歩き回らないでください。
高速道路は一般道とは違います!
同じ感覚での行動は絶対にやめ、速やかに車を路肩に移動させ、移動が不可能な場合は以下の項目を最優先してください。 -
後続車に合図
後続車の運転手が停止車両に気づいているとは限りません。
後続車両に対する安全措置を執ってください。
①ハザードランプ点灯
②発炎筒を着火
③停止表示器材設置 -
安全な場所へ避難
運転者も同乗者も全員、通行車両に十分注意しガードレールの外側など安全な場所に待機してください。
車の中に留まることは危険です。 -
避難してから通報
運転中の皆様(後続車)へのお願い
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危険予測
停止車両を発見した時は近くや陰に人がいる場合があります。
常に人が出てくるかもしれないことを予測し、万が一の危険に備えましょう! -
情報キャッチ
道路の異常は道路交通情報板・ハイウェイラジオ等で情報提供を行います。
「この先事故」「故障車あり」などの情報をキャッチしたら速度を控えめに、十分注意して走行してください。 -
渋滞末尾にご注意!早めの休憩を
後楽シーズンなど交通混雑期には渋滞がしばしば発生します。
渋滞を発見したら、早めのブレーキとハザードランプで後方への注意喚起も忘れずに!
(2)早めのヘッドライト点灯と、積極的なハイビームの活用を!
雨天時や夕暮れ時には事故が多発します。早めにライトを点灯し、自分の車の存在を他の車両に知らせましょう。トンネル内や濃霧、雨天時など200m先が見えない場合は、たとえ昼間であってもライト点灯を励行してください。
ロービームの照射範囲は40m、ハイビームなら100mです。高速道路を夜間走行するときは、原則ヘッドライトを上向きにして、落下物や交通事故などにより停車した車を少しでも早く発見するようにしましょう。ただし、対向車と行き違うときや他の車の直後を通行しているときは、他の車両の妨害とならないよう、こまめに下向きに切り替えましょう。
(3)突然の降雪に備え、早めに冬の準備をしましょう。
冬になると出発地は晴れていても目的地や通過地点で雪が降っていることもあります。冬の高速道路では、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤの装着とタイヤチェーンの携行をお願いします。
また、冬の高速道路では安全に走行していただくために、冬用タイヤ規制(すべり止め装置装着規制)を行う場合があります。冬用タイヤ規制を行っている場合は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤなど)またはタイヤチェーンなどのすべり止め装置を装着していない車は走行できません。
冬の高速道路では、どの地域にお住まいの方も冬用タイヤの装着はもちろん、万が一の事態に備えて必ずタイヤチェーンを携行してください。
NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取組みを行っています。
今回の「冬の交通安全キャンペーン」の取組みについては、交通死亡による死傷者の削減などにつながる事業活動としてSDGs目標の3番に貢献するものと考えています。
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