関東地域で秋の交通安全キャンペーンを実施します
令和5年9月8日
東日本高速道路株式会社
関東支社
NEXCO東日本関東支社(埼玉県さいたま市)は、秋の全国交通安全運動期間中(令和5年9月21日(木)~9月30日(土))に高速道路交通警察隊や高速道路交通安全協議会などの関係機関と合同で、管内のサービスエリアなどで「秋の交通安全キャンペーン」を実施します。
この秋の交通安全キャンペーンでは、高速道路をご利用のお客さまへ、交通安全・運転マナーに関する啓発冊子等の配布、パトロールカーや落下物などの展示を行います。
交通安全キャンペーン概要
- 場所・日時等の詳細については、別紙【PDF:571KB】をご参照ください。
昨年の様子
- 実施内容は、各キャンペーンによって異なります。
事前に別紙【PDF:571KB】のキャンペーン内容をご確認のうえお越しくださいますようお願いします。 - 当日の天候などにより、急きょキャンペーンの中止や時間を変更させていただく場合があります。
あらかじめご了承ください。
今回の重点テーマは3つ!!
- 事故や故障等で停止した車両に衝突する停止車両衝突事故が増加傾向に。
万が一の時の対処法を確認しましょう。 - バイク事故防止!すり抜けはせず、安全速度で走行を。
- 全部の座席でシートベルトの着用をしましょう!
(1)事故や故障等で停止した車両に衝突する停止車両事故が増加傾向に。
万が一の時の対処法を確認しましょう。
停止車両衝突事故とは、渋滞の最後尾や、事故・故障等で停止している車両に後続車が衝突する事故のことを言います。万が一の時に備えて対処法を確認しておきましょう。
停止してしまった車両の運転手さんへのお願い
- 絶対に歩き回らない
事故などでやむを得ず停止した場合は本線・路肩を歩き回らないでください。
高速道路は一般道とは違います!
同じ感覚での行動は絶対にやめ、速やかに車を路肩に移動させ、移動が不可能な場合は以下の項目を最優先してください。 - 後続車に合図
後続車の運転手が停止車両に気づいているとは限りません。
後続車両に対する安全措置を執ってください。
①ハザードランプ点灯
②発炎筒を着火
③停止表示器材設置 - 安全な場所へ避難
運転者も同乗者も全員、通行車両に十分注意しガードレールの外側など安全な場所に待機してください。
車の中に留まることは危険です。 - 避難してから通報
運転中の皆様(後続車)へのお願い
- 危険予測
停止車両を発見した時は近くや陰に人がいる場合があります。
常に人が出てくるかもしれないことを予測し、万が一の危険に備えましょう! - 情報キャッチ
道路の以上は道路交通情報板・ハイウェイラジオ等で情報提供を行います。
「この先事故」「故障車あり」などの情報をキャッチしたら速度を控えめに、十分注意して走行してください。 - 渋滞末尾にご注意!早めの休憩を
後楽シーズンなど交通混雑期には渋滞がしばしば発生します。
渋滞を発見したら、早めのブレーキとハザードランプで後方への注意喚起も忘れずに!
(2)バイク事故防止!すり抜けはせず、安全速度で走行を。
バイクは自転車とは違い、雨や風などの天候による影響を受けやすく、事故の際に体を守るものが無いため、ちょっとした事故でも重大事故に繋がってしまいます。
高速道路をバイクで走行する際は、スピードは控えめに、車間距離を十分にとりましょう。
また、路肩や車の間をすり抜けての無理な追越走行は大変危険ですのでおやめください。
さらに、バイクは長時間にわたり同じ姿勢で強い風に晒されるので、疲労がたまりやすくなります。意識してSA・PAに立ち寄り、定期的な休憩を取るようにしましょう。
(3)全部の座席でシートベルトの着用をしましょう!
高速走行で衝突した場合、シートベルトをしていないと体が車内で振り回され、開いたドア、割れたガラス部分、場合によっては前や後のガラスを突き破って、車外放出されることがあり、車外放出されると、路面への落下時の衝撃や後続車にはねられるなど、死亡に至るケースもあります。
また、高速道路等での後部座席におけるシートベルト非着用者の交通事故の致死率(死傷者数に占める死傷者の割合)は、着用者に比べ19.4倍も高まるという結果が出ています。運転席・助手席だけでなく後部座席も必ずシートベルトを着用してください。6歳未満のお子様にはチャイルドシートの使用も義務づけられています。チャイルドシートは、お子様の体格と車に合った安全性の高いものを使用しましょう。
NEXCO東日本グループでは、2021~2025年までの期間を「SDGsの達成に貢献し、新たな未来社会に向け変革していく期間」と位置づけ、様々な取組みを行っています。
今回の「秋の交通安全キャンペーン」の取組みについては、交通死亡による死傷者の削減などにつながる事業活動としてSDGs目標の3番に貢献するものと考えています。
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