関東地域の高速道路における冬用タイヤ装着状況調査結果について(第1弾)
令和2年12月17日
東日本高速道路株式会社
関東支社
NEXCO東日本関東支社(埼玉県さいたま市)では、冬用タイヤの早期装着と、雪道での安全運転を心掛けていただくため、12月中旬に管内の休憩施設において、冬用タイヤの装着状況調査(第1弾)を実施いたしました。
冬用タイヤの装着率は、小型車は43.6%、大型車は79.9%、全車種平均で53.6%であり、約半数のお客さまは未装着でした。
(NEXCO東日本関東支社調べ)
積雪・凍結路面において、冬用タイヤに比べて夏用タイヤでの走行は事故が増えます。
普段雪が降らない首都圏地域であっても、路面凍結や降雪に見舞われることがあります。
平成30年1月には首都圏を中心に広い範囲で大雪となり、管内の高速道路において通行止めが各所で発生するとともに、スリップ事故やスタック車両による滞留も多く発生しました。
積雪・凍結路面において夏用タイヤでの走行は大変危険ですので、冬用タイヤの装着又はタイヤチェーンを携行し、安全なドライブをお願いします。
また、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表が行われるような異例の大雪時には、冬用タイヤでもチェーンを装着しないと走行できない「チェーン規制」を行うこともあります。
冬の高速道路では、万が一の事態に備えてタイヤチェーンを携行するとともに、このような大雪があらかじめ予想されるときは、不要不急のお出かけを控えていただくようお願いします。
1.冬用タイヤ装着状況調査の概要
調査期間
令和2年12月9日(水)と12月13日(日)
- 次回は令和3年1月中旬頃に調査実施予定
調査箇所
2.冬用タイヤ装着状況調査の結果(調査台数:全3,433台)
冬タイヤ装着率状況(首都圏・降雪地域別)
- 首都圏地域では、小型車23.8%・大型車72.3%の装着率。
- 降雪地域では、小型車66.3%・大型車94.5%の装着率。
冬タイヤ装着率状況(昨年比)
- 首都圏地域では、小型車・大型車ともに昨年よりも着用率が低い状況。
- 降雪地域では、大型車は前年並みの着用率であるものの、小型車の装着率が低い状況。
各休憩施設における調査結果(装着率・調査台数)
3.NEXCO東日本関東支社からのお願い
- 『降雪前に早めの冬用タイヤ装着・タイヤチェーン携行』をお願いします。
夏用タイヤは積雪路面でスリップを起こしやすく、冬道でのスリップ事故は重大な事故につながる可能性がありますので、早めの冬用タイヤの装着・タイヤチェーン携行をお願いします。 - 『雪道での運転はゆっくりと安全な運転』をお願いします。
冬用タイヤを装着していても、車間距離を十分に取ってスピードを控えめにし、急ハンドル・急ブレーキなどの「急」の付く操作は行わず、ゆっくりと安全な運転をお願いします。 - 『お出かけ前もお出かけ中もこまめに情報収集』をお願いします。
冬の高速道路は天候が急変します。出発地は晴れていても目的地や通過点で雪が降っていることもありますので、お出かけ前もお出かけ中も、道路情報や気象情報などの情報をこまめに確認してください。
冬の高速道路の「マンがいちモシかして・・」に備えて、安全走行のノウハウを、弊社HP「ドラぷら」でマンモシ博士が動画で紹介しています。
また、気象情報(予報及び実況)、雪道情報をリアルタイムで弊社HP「どらトラ」等により提供するともに、公式Twitterにてエリアごとに高速道路の通行止めやイベント情報をお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
【ドラぷら】 | 「冬の高速道路 そのとき、どうする!?」 https://www.driveplaza.com/special/manmoshi/dousuru/ |
|
---|---|---|
【ドラとら】 | 気象情報(予報及び実況)、雪道情報(ライブカメラなど) https://www.drivetraffic.jp/ |
|
【Twitter】(関東) | 高速道路の通行止めやイベント情報など https://twitter.com/e_nexco_kanto |
『ドラぷら』
「冬の高速道路 そのとき、どうする!?」
【Twitter】(関東)
高速道路の通行止めやイベント情報など
『ドラとら』
路面状況(ライブカメラなど)
「雪の高速道路影響予測」
「大雪特別警報」や「大雪に対する国土交通省緊急発表」が行われるような大雪が予想されるときは、概ね3日前から大雪による高速道路の通行止め予測情報などを提供します。
このような情報をより多くのお客さまにお届けできるよう、昨年から気象情報会社の株式会社ウェザーニューズと連携し、他の高速道路会社と共同で新たな情報提供サイト「雪の高速道路影響予測」を設けています。大雪の際には情報提供サイトをご確認いただき、大雪地域へのご旅行等の見合わせや広域の迂回など、ご協力をお願いします。
PDFファイルをご覧いただくには、AdobeSystems社のプラグインソフト「Acrobat Reader(日本語版)」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロード(無料)してご利用ください。