圏央道のストック効果をお知らせします
平成28年2月22日
国土交通省
東日本高速道路株式会社
1 主なストック効果
インバウンド観光を後押し
- 圏央道の開通による成田空港からのアクセス向上を茨城県がPR
- 成田空港から水戸を経由するバスツアーを増便[2本/年から40本/年]する旅行会社もあり、県周遊ツアー数が増加[前年度の2.8倍※] ※平成27年度は4月~12月の9ヶ月
- 一昨年全国34位だった外国人宿泊者数が、昨年30位※に
県では、県内の圏央道全通を見据え、更なるインバウンド観光推進のための方策を検討中
※1月~11月速報値
一般道が安全・快適に
- 圏央道に交通が転換したことで、一般道がスムーズになり、急ブレーキの発生割合が減少
- 成田警察署管内(成田市)の一般道の交通事故発生件数※が前年比約4%減少
※物損事故件数及び人身事故件数の概数
企業の生産性向上やドライバーの労働環境改善に貢献
- 1台のトラックが1日のうちに複数箇所への輸送が可能になるなど、トラックの稼働率が向上し、企業の生産性向上に寄与
- ドライバーの拘束時間の減少が見込めるなど、労働環境の改善に期待
緊急・災害時に迂回が可能に「圏央道-東関東道経由」
- 常磐道の通行止時に、つくば~箱崎間の迂回機能を圏央道・東関東道で発揮
- 迂回により圏央道の交通量が約8割増加
平成28年度には、東名高速から東関東道が圏央道でつながります。
圏央道(境古河IC~つくば中央IC間)開通予定
効果1 インバウンド観光を後押し
- 圏央道の開通による成田空港からのアクセス向上を茨城県がPR
- 成田空港から水戸を経由するバスツアーを増便[2本/年から40本/年]する旅行会社もあり、県周遊ツアー数が増加[前年度の2.8倍※]
※平成27年度は4月~12月までの9ヶ月間 - 一昨年全国34位だった外国人宿泊者数が、昨年30位※に
県では、県内の圏央道全通を見据え、更なるインバウンド観光推進のための方策を検討中
※1月~11月速報値
効果2 一般道が安全・快適に
- 圏央道に交通が転換したことで、一般道がスムーズになり、急ブレーキの発生割合が減少
国道408号(土屋交差点)の交通量:41,400台/日→38,100台/日 [8%減]
国道408号(長竿東交差点)の交通量:11,700台/日→10,100台/日 [14%減] - 成田警察署管内(成田市)の一般道の交通事故発生件数※が前年比約4%減少
※物損事故件数及び人身事故件数の概数
効果3 企業の生産性向上やドライバーの労働環境改善に貢献
- 1台のトラックが1日のうちに複数箇所への輸送が可能になるなど、トラックの稼働率が向上し、企業の生産性向上に寄与
- ドライバーの拘束時間の減少が見込めるなど、労働環境の改善に期待
効果4 緊急・災害時の迂回が可能に「圏央道-東関東道経由」
- 常磐道の通行止時に、つくば~箱崎間の迂回機能を圏央道・東関東道で発揮。
迂回により圏央道の交通量が約8割増加
参考1 開通後の交通状況
- 圏央道の開通後の日交通量は、平均9,300台/日
圏央道(神崎IC~下総IC間):9,300台/日
圏央道(下総IC~大栄JCT間):9,300台/日 - これまで開通していたつくばJCT~神崎IC間の交通量は、対前年同月比較で増加。常磐道、東関東道の交通量は、対前年同月比較で増加
圏央道(稲敷IC~稲敷東IC間):4,100台/日→ 10,900台/日[166%増]
常磐道(桜土浦IC~つくばJCT間):64,600台/日→ 68,000台/日[5%増]
東関東道(大栄JCT~成田IC・JCT間):24,400台/日→ 30,800台/日[26%増]
圏央道開通区間概要
- 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は、首都圏の道路交通の円滑化、沿線都市間の連絡強化等を目的とした、都心から半径およそ40~60kmの位置に計画されている総延長約300kmの環状の自動車専用道路です。現在までに約241kmが開通しています。
- 今回開通区間の概要
路線名:一般国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
○開通区間:神崎IC(千葉県香取郡神崎町松崎)~大栄JCT(千葉県成田市吉岡)
○開通日:平成27年6月7日(日)17時
○延長:9.7km
○車線数:暫定2車線
○開通 IC(アクセス道路):下総IC((主)成田下総線)
今回開通区間の位置図
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