東京湾アクアラインの渋滞緩和の新たな試みについて
平成25年4月23日
東日本高速道路株式会社 関東支社
NEXCO東日本関東支社(東京都台東区)は、東京湾アクアライン(上り線:川崎方面)の渋滞ボトルネックである川崎浮島ジャンクション(JCT)付近の上り坂で、青色のLEDライト『ペースメーカーライト』を利用して速度低下を防止する渋滞対策を試行します。
なお、4月27日の圏央道 東金JCT~木更津東インターチェンジ(IC)間の開通により、東京湾アクアラインのGW中の渋滞は、増加すると予測しています。
お客さまには大変ご迷惑をおかけしますが、渋滞時間帯を避けた分散利用にご理解とご協力をお願いします。
1 ペースメーカーライトによる渋滞対策の概要
渋滞発生原因
上り線の川崎浮島JCT付近での渋滞は、アクアトンネル内で緩やかな上り坂から急な上り坂に勾配が変化する地点で発生しています。渋滞の原因は、「上り坂での速度低下」です。
ペースメーカーライトの概要と期待する効果
渋滞発生箇所である上り坂付近において、混雑時間帯に青色のLEDライトの光を進行方向に進むように点滅させます。お客様が青色の光が流れているのを見て、ご自身の車の「速度低下」を意識し、さらに前方の車との車間距離に注意して運転していただくことで、交通の流れがよくなり、結果、渋滞が緩和することを期待した新たな試みです。
対策位置図
- 上図の「←4.0%」は、矢印の方向に勾配4.0%(100m進んで4m上がる勾配)となる上り坂を示しています。「ボトルネック」の部分は、0.2%から4.0%に上り勾配が変化するところであり、速度低下が生じやすい個所です。
対策イメージ(東北道における実施例)
2 東京湾アクアライン(上り線)の渋滞の傾向
東京湾アクアライン(上り線)では、土日・祝日、14時から21時の間で行楽帰りの車により渋滞が発生しています。
お客さまには大変ご迷惑をおかけしますが、東京湾アクアライン(上り線)をご利用の際は、ご利用時間を渋滞ピーク時間帯の前後にずらすなど、少しでも渋滞を避けたご利用をお願いします。
なお、GW期間中の5km以上の渋滞予測は、下記のとおりです。