冬道運転の注意点を再確認し、巳年を無事故で過ごそう!
令和7年1月16日
東日本高速道路株式会社 北海道支社
北海道警察 交通部 高速道路交通警察隊
NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)と北海道警察交通部高速道路交通警察隊(札幌市厚別区)は、高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)をご利用のお客さまに向けて、1月下旬に冬型事故(積雪、凍結、吹雪による視界不良等の冬期現象に起因するスリップ事故・追突事故等)の防止を目的とした交通安全キャンペーンを実施します。
北海道警察によると、令和6年の交通事故死亡者数は、統計開始以来最少となる104人との発表がありました。令和7年も安全運転を第一に心掛け、痛ましい交通死亡事故のさらなる減少を目指し、冬道運転に慣れてきた1月に、改めて冬期に事故が発生しやすい箇所や、速度遵守・車間距離の確保といった冬型運転の注意点を再確認し、2月の厳冬期の運転に気持ちを備えていただくことを目的としています。
1.冬型事故防止キャンペーン実施日時
道内のSA・PAにて冬型事故防止を目的とした交通安全キャンペーンを行います。北海道警察(高速道路交通警察隊)と合同で、街頭啓発・ノベルティ配布を通して、高速道路をご利用中のお客さまに冬型事故の防止を意識した安全運転を呼びかけます。
- 取材をご希望の場合は、別紙「取材申込書」【PDF:117KB】に必要事項を記載のうえ、FAXにてお申込みください。
- 荒天の場合または緊急事象が発生した場合は、中止または内容変更となることがあります。
日時(1月) | 場所 |
---|---|
21日(火)11:00~11:40 | E5道央道 有珠山SA(上) |
21日(火)11:00~12:00 | E38道東道 占冠PA(下) |
22日(水)14:00~15:00 | E5道央道 砂川SA(上) |
24日(金)11:00~12:00 | E5道央道 輪厚PA(上) |
28日(火)10:30~11:30 | E5道央道 岩見沢SA(下) |
2.冬型事故を防止しよう!冬道運転の注意点を再確認!
冬型事故が発生しやすい箇所
冬の高速道路では、日陰の路面、橋の上、トンネルの出入口は凍結している可能性があるため、スリップ事故に注意しましょう。
また、長い下り坂では気づかないうちにスピードが出やすく、追突事故が発生しやすい場所となるため、速度と車間距離に注意が必要です。さらに、カーブの手前では、急ハンドルや急ブレーキによるスリップ事故が起こりやすいため、早めの減速と車間距離の確保が重要です。
冬の高速道路 運転のポイント
- 「急」のつく運転は厳禁
降雪が無くても朝晩の寒暖差により路面が凍結している可能性があります。「急発進・急ハンドル・急ブレーキ」などの「急」のつく運転は、車が滑ってコントロールを失う危険があるため控えましょう。
- 余裕をもった車間距離の確保
雪道や凍結路面は滑りやすく、冬以外の乾燥路面と比べて何倍も滑りやすくなります。十分な車間距離を確保していないと、前の車が減速した際に止まり切れず追突する危険があるため、冬は夏よりも余裕をもった車間距離を確保しましょう。
- ホワイトアウト遭遇時の対応
一瞬にして視界が真っ白になり見えなくなるホワイトアウトは、晴れていても強風時の地吹雪や、雪粒子の太陽の光の反射により発生することもあります。ホワイトアウト遭遇時は、減速し十分な車間距離を確保するとともに、ヘッドライトやハザードランプを点灯し、前後の車との追突事故を防ぎましょう。
- 冬の速度規制遵守
冬は路面状況の悪化や視界不良のために、高速道路の最高速度を50~80km/hに制限する場合があります。ご自身の安全を守るため、冬の速度規制を遵守しましょう。
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