NEXCO東日本北海道支社、10月16日より冬期の高速道路の安全な交通確保のため24時間体制の気象・道路状況把握と除雪作業を開始
令和2年9月24日
東日本高速道路株式会社
北海道支社
NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、令和2年10月16日から令和3年4月30日までを「雪氷せっぴょう対策期間」と位置づけ、24時間体制で気象・道路状況の把握と除雪作業にあたります。
雪氷対策期間が始まるのに先がけて、10月8日から16日にかけて、冬期の高速道路の交通安全と雪氷対策作業の無事を祈願する「雪氷対策出陣式」を全道6カ所の管理事務所で行います。
お客さまには、冬用タイヤの装着などの冬装備をお早めに行っていただき、雪氷対策作業へのご理解とご協力をお願いします。
1.雪氷対策出陣式の日時
日時 | 場所 | 参加人員・作業車数 | 管理 事務所名 |
|
---|---|---|---|---|
10月8日(木) | 10:00~11:00 | E5道央道 岩見沢IC | 約50名・約10台 | 岩見沢 |
11:00~11:30 | E5道央道 苫小牧西IC | 約60名・約30台 | 苫小牧 | |
10月14日(水) | 11:00~11:30 | E5道央道 室蘭IC | 約60名・約30台 | 室蘭 |
11:00~12:00 | E5道央道 旭川鷹栖IC | 約60名・約30台 | 旭川 | |
10月16日(金) | 9:30~10:30 | E5道央道 北広島IC | 約50名・約15台 | 札幌 |
10:00~10:30 | E38道東道 音更帯広IC | 約70名・約10台 | 帯広 | |
合計 | 約350名・約125台 |
- 雨天の場合は、車庫で行います。
2.除雪作業に関するお願い
- 除雪車の低速走行にご協力をお願いします。
路面上に降り積もった雪が踏み固められる前に行う除雪で、除雪トラック3台と標識車1台の組み合わせにより、時速50km以下で作業を行います。
速度を落として車間距離を十分に確保し、除雪車両に追行してください。 - 凍結防止剤散布作業車の追い越しにご注意下さい。
路面凍結が予測される場合、事前に凍結防止剤を散布します。
散布中の作業車を追い越しする際は、凍結防止剤が車にかかる恐れがありますので、十分ご注意下さい。 天候が回復しても路面状況により、除雪、凍結防止剤散布、路肩部排雪などの作業を行うことがあります。
ご理解とご協力をお願いします。
なお、高速道路ならではの除雪方法については、別紙-1【PDF:650KB】をご覧ください。
3.交通事故と降雪の状況
北海道内の高速道路では、ハンドルやブレーキの操作ミスを原因とする交通事故の件数が、冬期(11月~4月)は夏期(5月~10月)の約3.6倍となっています。これは、冬期に路面の積雪や凍結が多く発生することによるものです。気象・路面の状況に応じた安全運転を心がけ、冬用タイヤの装着などの冬装備をお早めに行ってください。
昨シーズン(令和元年10月~令和2年4月)、北海道内の高速道路の各観測地点における平均累計降雪量は約345cm(前年同期間の観測値の約86パーセント)でした。最も累計降雪量が多かった地点は、道央道・常磐トンネル(深川市・旭川市)で、観測値は788cmでした。
PDFファイルをご覧いただくには、AdobeSystems社のプラグインソフト「Acrobat Reader(日本語版)」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロード(無料)してご利用ください。