【E5】道央自動車道 恵庭IC⇔北広島IC間(両方向) 橋りょうリニューアル工事に伴う終日対面通行規制のお知らせ
平成30年5月10日
東日本高速道路株式会社
北海道支社
NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、高速道路リニューアルプロジェクトとして、橋りょうの床版取替工事を実施します。
今回実施する工事は、E5道央自動車道 北広島インターチェンジ(IC)から恵庭IC間に位置する島松川橋(しままつがわばし)の上り線(新千歳空港方面)において、老朽化した鉄筋コンクリート床版を新しい床版に取り替える工事を行うため、終日対面通行規制を実施します。
今回実施する対面通行規制では、ロードジッパーシステム※を活用し、中央分離帯(コンクリート製防護柵)の切り替えにより、国内の高速道路では初めて、お客さまの利用する時間帯に合わせて車線数を変化させ、朝夕の工事規制渋滞を緩和します。工事期間中は、対面通行規制区間内で時間帯により走行可能な車線数が2車線から1車線に減少することから、道央道の恵庭IC~北広島IC間の下り線(札幌方面)において、6月(16日、17日、23日、24日)及び7月(1日、7日、8日)の10時から19時の間に最大約8km通過時間25分程度の渋滞が予想されます。なお、平日は渋滞の発生を予測しておりません。
大変ご迷惑をおかけしますが、当該区間を走行される場合、更なる安全運転に努めていただきますとともに、ご利用の際には時間に余裕を持ってお出かけ下さい。また、渋滞発生が予想される6月、7月の休日(土・日)に工事区間のご利用を予定されているお客さまについては、ご利用ICの変更や公共交通機関のご利用をお願いいたします。
工事専用ホームページ、またはドラぷらなどのWebサイトに交通情報等を掲載しますので、高速道路をご利用の際にご確認のうえ、お出かけいただきますようよろしくお願いいたします。
高速道路を安全・安心にご利用いただくために必要な工事ですので、ご理解とご協力をお願いします。
- コンクリート製防護柵の設置位置を、専用の防護柵切替用車両(BTM:Barrier TransferMachine)を用いて移動させることができるシステム
- コンクリート製防護柵にてガードされた中での工事施工により、安全性が大幅に増大
- 国内の当社での実績は、常磐道 初石BOXはく落対策工事の工事車線規制、東京外環道の工事用設備(ベルトコンベア)設置の規制、関越道 前橋工事(付加車線)の工事車線規制に活用
1 通行規制箇所
道央自動車道 恵庭IC ⇔ 北広島IC間 (両方向) 島松川橋前後(約2.2㎞)
2 通行規制期間及び渋滞予測
(1)終日対面通行規制期間 平成30年5月29日(火)~平成30年7月12日(木) (45日間)- 土・日も終日対面通行規制を行います。
- 天候及び作業進捗等により、工事期間を変更する場合があります。
工事期間中は、休日に渋滞の発生を予測しています。道央道の恵庭IC~北広島IC間の下り線(札幌方面)において、6月(16日、17日、23日、24日)及び7月(1日、7日、8日)の10時から19時の間に最大約8km通過時間25分程度の渋滞が予想されます。なお、平日は渋滞の発生を予測しておりません。
本工事による規制中には、工事箇所を先頭に下り線(札幌方向)で長い渋滞(主に土曜日は最大4km、日曜日は最大8km)が予測されておりますので、渋滞発生が予測される休日に当該区間のご利用を予定されているお客さまにおかれましては、ご利用ICの変更または公共交通機関のご利用をお願いいたします。
千歳市、恵庭市周辺から、恵庭IC・千歳IC・新千歳空港ICをご利用して札幌・小樽・旭川方面へお出かけのお客さまは、渋滞予測区間を避け北広島ICをご利用して札幌・小樽・旭川方面へ、千歳市、長沼町、安平町、由仁町、栗山町、夕張市周辺から千歳東IC・追分町IC・夕張ICをご利用して札幌・小樽方面へお出かけのお客さまは、渋滞予測区間を避け札幌南ICをご利用して札幌・小樽方面へお出かけいただきますようお願いいたします。
3 ルート案内
(1)千歳市・恵庭市周辺から北広島IC方面、千歳市周辺から札幌南IC方面への一般道路4 通行規制内容
工事にあたり、約2.2kmにわたり対面通行規制を実施します。この対面通行規制による片側1車線ずつの運用では、渋滞発生が予測されることから、3車線(2+1車線)運用を行い、朝・夕の交通量が増加する時間帯にロードジッパーシステムにより20分程度の短時間で車線運用を切り替えます。
昨年の同シーズンにおける時間交通量の実績から、1時~12時は上り線(新千歳空港方面)を2車線、13時~24時は下り線(札幌方面)を2車線にする運用とし、日曜日については終日上り線(新千歳空港方面)を2車線にする運用とします。
また、対面通行時の中央分離帯にコンクリート防護柵を使用できることで、中央分離帯突破事故を回避でき、お客さまのより一層の安全性向上が図られます。
なお、切り替え時間帯においては、片側1車線ずつの車線運用となるため、混雑する場合がありますので、お出かけに際しましては、時間に余裕を持ってお出かけいただくなどご協力ください。
(1)平日及び土曜日の平均時間交通量午前に上り線(新千歳空港方面)、午後に下り線(札幌方面)の交通量が増加するため、1時~12時は上り線(新千歳空港方面)を2車線、13時~24時は下り線(札幌方面)を2車線にする運用とします。
上り線(新千歳空港方面)、下り線(札幌方面)ともに朝・夕に交通量が増加するため、新千歳空港への定時性確保のため、終日上り線(新千歳空港方面)を2車線にする運用とします。
5 ご利用時のお願い
- 対面通行規制区間では路肩が狭くなっておりますので、ご走行する際は規制速度を遵守し、前の車との車間距離を確保して追突事故などには十分注意をお願いします。
また、対面通行区間に移行するために大きな車線シフトが行われていますので、現地の案内看板などに従って通行をお願いします。 - 工事期間中は、工事規制情報を提供させていただくとともに、情報板や路上標識、簡易情報板を活用した工事規制情報や安全に走行いただくために注意の呼びかけを実施してまいります。ご走行の際にはこれらの情報を確認のうえ、安全にご走行していただきますようお願いします。
- お出かけ前に「ドラとら」などのWebサイトで最新の通行規制や渋滞情報をご確認ください。
6 工事概要
道央自動車道 恵庭IC~北広島IC間に位置する島松川橋は、昭和46年の開通から約47年が経過し、車両の大型化による輪荷重の増加で発生した微細なひび割れや、冬期間の凍結防止剤散布による塩分などが原因となり、コンクリート床版の劣化や鉄筋に錆が生じているため、床版の取替工事を実施する必要があります。
橋のコンクリート床版部分を取り替えるためには、上り線(新千歳空港方面)の通行止めを行う必要がありますが、上り線(新千歳空港方面)の車線を下り線(札幌方面)の通行に振り替え、3車線切り替え運用の対面通行とすることで交通への影響を最小限に抑えて、工事を実施します。
主な工事の内容
劣化した既設のコンクリート床版を、新しい床版に取り替えることにより、安全・快適にご利用いただける高速道路に生まれ変わります。
《参考》 平成29年の秋に実施した、「札樽自動車道 大野橋(上り線)」の施工状況
7 ロードジッパーシステム
ロードジッパーシステムとは、LINDSAY社(アメリカ)にて開発、製造、販売しているシステムです。
本工事では、中央分離帯(コンクリート製防護柵)の設置位置を、専用の防護柵切替用車両(BTM:Barrier Transfer Machine)を用いて移動させて切り替えることにより、お客さまのご利用が多い時間帯に合わせて車線数を変化させ、朝夕の工事規制渋滞を緩和します。
ロードジッパーシステムによる交通規制の実例(海外の事例)
8 道路交通情報の入手方法について
(1)お出かけ前に入手できる道路交通情報- 最新の規制情報は「ドラとら」をご覧ください。
- NEXCO東日本道路交通情報サイト 『ドラとら』 (全国の高速道路の交通情報を提供)
【PC】
【携帯】 http://m.drivetraffic.jp/ - NEXCO東日本お客さまセンター (24時間・365日、お客さまの声をお聞きしています)
0570-024-024 または 03-5338-7524 - ハイウェイテレホン (5分毎に更新される交通情報を24時間提供)
札幌局 011-896-1620 旭川局 0166-54-1620
室蘭局 0143-59-1620 帯広局 0155-42-1620
(携帯電話・PHS短縮ダイヤル #8162) - 日本道路交通情報センター(JARTIC)の道路交通情報
050-3369-6760 (北海道地方・高速情報)
インターネット
- 道路情報板
- ハイウェイラジオ (AM1620kHz)
ハイウェイラジオを放送している区間は、高速道路上の標識によりご案内しています。 - ハイウェイ情報ターミナル
SA・PAに設置されているモニター画面などにより、広域の道路情報をお知らせしています。
いま、安全・安心を次の世代へ。
NEXCO東日本は、皆さまに安全・安心を届けるために、高速道路の更新・修繕事業に取り組んでまいります。
PDFファイルをご覧いただくには、AdobeSystems社のプラグインソフト「Acrobat Reader(日本語版)」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロード(無料)してご利用ください。