道東自動車道をご通行されるお客さまへ 安全運転をお願いします

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平成28年9月8日
東日本高速道路株式会社
北海道支社

 NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)では、台風10号で被災した道東自動車道 占冠(しむかっぷ)インターチェンジ(IC)~芽室(めむろ)IC間について、昼夜連続で緊急復旧作業を行い9月1日(木)朝8時から通行止めを解除しました。

 また、国道38号および国道274号が被災のため通行止めとなっていることから、これらの代替路として占冠IC~芽室ICの通行止め解除とともに、道東自動車道 占冠IC~音更帯広IC間の無料措置を一定の利用条件に限って実施しています。

 こちらの無料措置に関するお問い合わせが非常に多くなっていますので、一定の利用条件などの通行方法にご注意ください。

 道東自動車道をご利用されるお客さまには、道東自動車道の交通の確保のため、事故や故障などによる通行止めを防止し、ゆとりのある運転計画により一層の安全運転にご協力をお願いします。

 皆さまのご理解とご協力をお願いします。

1 これまでの経緯

  • 8月29日(月) 21:55
    トマムIC⇔十勝清水IC(両方向)通行止め
  • 8月30日(火) 15:35
    占冠IC⇔トマムIC(両方向)通行止め
  • 8月31日(水) 0:55
    十勝清水IC⇔芽室IC(両方向)通行止め
    (この時点で占冠IC⇔芽室IC(両方向)が全て通行止めとなる。)
  • 9月1日(木) 8:00
    占冠IC⇔芽室IC(両方向)通行止め解除及び無料措置を開始
  • 9月4日(日) 22:00~翌朝5:00
    占冠IC⇔芽室IC(両方向) 緊急夜間工事通行止め(安全性確保のため)

2 無料措置について(占冠IC~音更帯広IC間)

別添1 チラシ【PDF:107KB】

(1)実施期間
 国道38号及び国道274号の通行止め解除まで

(2)通行料金が無料になる通行
 道東自動車道において、以下の対象ICが入口かつ出口となるご利用が無料となります。

  • 対象IC:占冠IC、トマムIC、十勝清水IC、芽室IC、帯広JCT、音更帯広IC
 詳しくは、別添1「通行方法にご注意下さい《道東道 無料措置》」【PDF:107KB】をご覧ください。

(3)対象車種
 全車種が対象となります。

(4)注意点

  • 占冠ICから音更帯広ICの間を超えたご利用は、無料措置の対象とはなりません。全区間有料となりますのでご注意ください。
  • 国道の通行止解除の状況により、上記(2)の対象ICが変更となる場合があります。
  • ETC車以外は、入口で必ず通行券をお取りください。
  • ETCをご利用の場合、料金表示器および利用照会サービスなどに、利用履歴が表示されますが、通行料金の請求はいたしません。
  • 125cc以下の車両については、通行できません。

(5)無料措置に関するお客さま窓口
 NEXCO東日本お客さまセンター(24時間オペレーターが対応します。)

3 安全運転のお願い

別添2 チラシ【PDF:444KB】別添3 お願い文書【PDF:79KB】

 安全運転のために次の5つの項目を守って走行してください。
なお、北海道高速道路交通安全協議会、北海道警察本部高速道路交通警察隊と当社の連名で、別添3【PDF:79KB】のとおり北海道高速道路交通安全協議会加盟各社に対して交通安全をお願いする文書を発送しています。

(1)安全速度を守る
 死亡事故の約10%が速度超過によるものです。道東自動車道 占冠IC~音更帯広IC間は最高速度が、時速70kmに制限されています。また、天候悪化時や工事規制区間は最高速度が時速50kmに制限されています。路側に最高速度が表示されていますので、これを守って走行してください。

(2)十分な車間距離をとる
 十分な車間距離を取ることによって路上障害物や前者の急減速・急停止などによる事故を防ぐことができます。時速70kmで走行している場合は70m、時速50kmで走行している場合は50mの車間距離が最低でも必要です。なお、雨天時は制動距離が延びるため、この2倍の車間距離をとるようにお願いします。道路の路側にある自発光スノーポール(緑と白のポール)が50m間隔となっていますので、これを目安に車間をとっていただくようお願いします。

(3)割り込みをしない
 道東自動車道の全区間が含まれる暫定2車線区間では、追い越し区間で無理な追い越しと割り込みをする車両が見られます。急ぐ気持ちはわかりますが、割り込み時に接触すると大変危険ですので、無理な追い越しや割り込みをしないようにしましょう。

(4)わき見運転をしない
 景色やスマホ・携帯電話・カーナビなどによるわき見運転は事故の原因の30%以上を占めます。被災箇所や川の流れなど、台風10号の爪痕が残っており、ついつい見たい衝動に駆られるかもしれませんが、わき見運転にならないよう十分注意して走行してください。

(5)路肩走行をしない
 暫定2車線区間では追い越しができないため、路肩から前車を抜きたくなる気持ちになる方がいらっしゃいます。この区間では過去に路肩からの無理な追い抜きにより死亡事故が発生していますので、路肩走行は絶対にしないようお願いします。

(6)車の点検・整備に関するお願い
 車の故障が通行止めや事故につながることもあります。ドライブの前には、次の点にご注意ください。

 (ア)ガソリン残量
 (イ)バッテリー上がり
 (ウ)タイヤのパンク・バースト・脱落
 (エ)ランプ類の不良・故障
 (オ)オーバーヒート

 道東自動車道のガスステーションは、由仁PAにしかありません。

4 道路交通情報の入手媒体

 台風の影響で甚大な被害を受けた道東自動車道 トマムIC~十勝清水IC間については、未だ応急復旧作業を行っていることから、被災箇所の監視を強化しておりますが、雨の状況により安全確保のため、通行止めを実施することがあります。

 そのため、雨による通行止めの発生が従前よりも多くなる可能性がありますので、ご利用の際には最新の道路情報をご確認していただくとともに、ご理解とご協力をお願いします。

(1)インターネット

(2)チラシ、ポスター、ハイウェイ情報ターミナル

 高速道路の各サービスエリア・パーキングエリアや料金所事務室、NEXCO東日本北海道支社の各管理事務所などで配布、掲示しています。

(3)電話

  • 『NEXCO東日本お客さまセンター』

     24時間365日、高速道路に関する様々なお問合せにお答えします。
    電話番号 0570-024-024 (PHS・IP電話のお客さま:03-5338-7524

  • 『ハイウェイテレホン』:リアルタイムの交通情報(5分更新)を24時間提供しています。
     電話番号

     011-896-1620(札幌)
     0166-54-1620(旭川)
     0143-59-1620(室蘭)
     0155-42-1620(帯広)

    (注) おかけ間違いのないようにご注意ください。

    #8162」に携帯電話でおかけいただくと、全国どこでも、その場所から最も近い地域の最新の高速道路状況を自動音声で提供します。

  • 『日本道路交通情報センター』:最新の交通情報を提供しています。
  電話番号

  050-3369-6760

(4)走行中に入手できる道路交通情報

  • 道路情報板
  • ハイウェイラジオ(1620kHz)

5 現況の被災箇所と復旧作業

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