年末年始時期における高速道路の交通状況【北海道版】
平成26年1月6日
東日本高速道路株式会社
北海道支社
NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、年末年始時期における北海道内の高速道路の交通状況について、次のとおり取りまとめました。
1 期間中のご利用台数と平均交通量
(1)ご利用台数
- 期間中の道内の高速道路全体のご利用台数は、1日当たり平均約132千台となり、昨年度と比較して2.2%増のご利用台数となりました。
【1日当たりのご利用台数】
※利用台数は料金所出口等で取り扱った台数となります。
(1) 今年度 | (2) 昨年度 | 対昨年度比((1)/(2)) (%) |
---|---|---|
132,000 台/日 | 129,100 台/日 | 102.2% |
参考:昨年度と今年度の曜日配列
(2) 主な区間の日平均交通量
- 道央自動車道 深川IC~旭川鷹栖IC間は、昨年度に雪等による通行止めが多く発生した影響により、今年度は昨年度比 112% の増加傾向となりました。
- 札樽自動車道 朝里IC~銭函IC間は、平成26年1月5日に発生した雪等による通行止めの影響等で、昨年度比98%の交通量になりました。
- 道東自動車道 トマムIC~十勝清水IC間は、昨年度比 116% の増加傾向となりました。また、道東自動車道では、他の区間においても交通量が増加傾向となっております。これは、道東自動車道の夕張IC~占冠ICの開通によるネットワーク効果が現れたものと考えております。
- その他の区間でも、昨年度と比較して4%~14%増加しました。
【期間中の主要区間日平均交通量】
(単位:台/日)
道路名 | 区 間 | (1)今年度 | (2)昨年度 | (1)/(2)(%) | 備 考 |
---|---|---|---|---|---|
道央自動車道 | 深川~旭川鷹栖 | 8,200 | 7,300 | 112% | |
恵庭~北広島 | 33,900 | 32,700 | 104% | ||
国縫~長万部 | 3,600 | 3,300 | 109% | ||
札樽自動車道 | 朝里~銭函 | 12,300 | 12,600 | 98% | |
道東自動車道 | 千歳東~追分町 | 6,000 | 5,300 | 113% | |
夕張~むかわ穂別 | 6,700 | 5,900 | 114% | ||
トマム~十勝清水 | 7,200 | 6,200 | 116% |
- 交通量はトラフィックカウンター[道路に備え付けられている交通量自動計測装置]の速報値による
【主な区間における期間中の交通量の推移】
(1)道央道 深川IC~旭川鷹栖IC 日別交通量
(2)道央道 恵庭IC~北広島IC 日別交通量
(3)道央道 国縫IC~長万部IC 日別交通量
(4)道東道 トマムIC~十勝清水IC 日別交通量
(5)札樽道 朝里IC~銭函IC 日別交通量
2 渋滞状況
- 今年度の渋滞回数は、昨年度(14回)に比べ5回増加し、19回となりました。
- 今年度は、降雪および事故等による通行止めの端末ICにおいて、高速道路から流出されるお客さまが集中することによる渋滞が12回(昨年度は5回)発生しました。
- また、北広島ICにおいて近隣の商業施設の影響と思われる交通集中による渋滞が3回(昨年度は0回)発生しました。
- 最も長かった渋滞は、1月2日(木)に道央自動車道 札幌南IC付近(札幌方向)を先頭とした交通集中および雪による速度低下を原因とする渋滞で、ピーク時(17時50分頃)の渋滞延長は11.0 kmとなりました。
降雪等の影響により除雪等作業の回数が増加しています。ご迷惑をおかけしていますが、高速道路の安全な通行のためご理解、ご協力をお願いします。
【渋滞回数】
渋滞延長 | 今年度 | 前年度 | 対前年度比 |
---|---|---|---|
1~5kmの渋滞 | 16回 | 12回 | +4回 |
5km以上の渋滞 | 3回 | 2回 | +1回 |
合計 | 19回 | 14回 | +5回 |
【5km以上の渋滞が発生した場所】
道路名 | 渋滞発生箇所 | 渋滞日時(ピーク) | 渋滞延長 | 渋滞原因 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 道央道 | 札幌南IC付近 (札幌方向) | 1月2日(木)17:50 | 11.0km | 交通集中 および雪の影響 |
2 | 道央道 | 美唄IC (旭川方向) | 12月30日(月)13:47 | 5.6km | 雪通行止 および交通集中 |
3 | 道央道 | 美唄IC (札幌方向) | 1月3日(金)15:18 | 5.0km | 事故通行止 および交通集中 |
※ICはインターチェンジを表します。