ゴールデンウィーク期間における高速道路の交通状況【北海道版】

平成25年5月7日
東日本高速道路株式会社
北海道支社

 NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、ゴールデンウィーク期間(以下、「GW期間」)における北海道内の高速道路の交通状況について、次のとおり取りまとめました。

1 期間中の日平均交通量

  • 期間中の交通量は、天候に恵まれなかったもののご利用台数は、ほぼ前年度並みとなりました。5/3(金)若しくは5/5(日)が最も多い交通量となった区間が多く、概ねGW期間前半は前年並み、後半は前年より交通量が増加傾向で推移しました。
  • 主な区間の交通量は、昨年延伸された道央自動車道函館方面や一昨年、夕張IC~占冠ICが開通した道東自動車道などでは前年度より若干増加しました。また、道央自動車道 旭川方面及び、札樽自動車道では前年度より若干減少しました。
  • 道東自動車道 トマムIC~十勝清水IC間は、5/3(金)が19,100台/日と最も多く、夕張IC~占冠IC間の開通以来、昨年お盆の19,200台/日(8/14)に次ぐ交通量となりました。
  • 平成24年11月に開通した道央自動車道 大沼公園IC~森IC間のGW期間の平均交通量は5,800台/日となり、5/5(日)に最大9,400台/日となりました。

【1日当たりのご利用台数】

※利用台数は料金所出口等で取り扱った台数となります。
今年度 前年度 対前年比
182,000台/日 180,100台/日 101%

【1日当たりの主な区間の日平均交通量】

(台/日)
道路名 区間 今年度
(1)
前年度
(2)
対前年比
(1)/(2)
【参考】期間中の
最大日交通量
備考
道央自動車道深川~旭川鷹栖15,10015,50097%23,800(5/5)  
恵庭~北広島47,60046,500102%61,100(5/5)  
国縫~長万部7,6007,100107%12,700(5/3)  
大沼公園~森5,800-- 9,400(5/5) 新規開通区間
札樽自動車道朝里~銭函18,30019,00096%26,100(5/4)  
道東自動車道千歳東~追分町9,9009,700102%16,500(5/3)  
夕張~むかわ穂別11,00010,500105%18,400(5/3)  
トマム~十勝清水11,50010,800106%19,100(5/3)  

注)交通量はトラフィックカウンター[道路に備え付けられている交通量の自動計測装置]による速報値(概数)

【期間中の交通量の推移】

(1)深川IC~旭川鷹栖IC 日別交通量

(2)恵庭IC~北広島IC 日別交通量

(3)国縫IC~長万部IC 日別交通量

(4)トマムIC~十勝清水IC 日別交通量

2 渋滞状況

  • 今年度の渋滞回数は、前年度と同様の10回でした。このうち、5km以上の渋滞は3回でした。
  • 最も長かった渋滞は、5月3日(金)に道央自動車道 恵庭IC~北広島IC間の千歳方向で発生した交通集中によるもので、ピーク時(11時20分頃)に輪厚PA付近を先頭として、20.3kmとなりました。
  • 上記の他に10kmを超える渋滞として、5月3日(金)の道東自動車道の札幌方向で、むかわ穂別IC約6km手前の長和トンネル入口付近を先頭にピーク時(13時00分頃)に18.3kmの渋滞が発生しました。

【渋滞回数】

渋滞延長今年度前年度対前年度比
1~5kmの渋滞7回6回+1回
5km以上の渋滞3回4回-1回
合計10回10回±0回
※渋滞とは、概ね時速40km以下で、1km以上かつ15分以上継続した状態を表します。

【主な渋滞場所】

道路名渋滞発生箇所渋滞日時(ピーク)渋滞延長渋滞原因
1道央道輪厚PA付近(千歳方向)5月3日(金)11:20頃20.3km交通集中
2道東道長和TN入口付近(札幌方向)
【むかわ穂別IC手前約6km】
5月3日(金)13:00頃18.3km交通集中
3道央道輪厚PAから約1km先(札幌方向)5月5日(日)18:00頃7.1km故障車に伴う渋滞
4札樽道雁来IC付近(札幌方向)5月2日(木) 8:40頃4.6km交通事故に伴う渋滞
5道東道広内TN入口付近(札幌方向)
【十勝清水IC先約10km】
5月3日(金)10:40頃3.9km交通集中

PAはパーキングエリア、ICはインターチェンジ、TNはトンネルを表します。

3 その他

 今年のGW期間は、前年度と比較してガス欠やエンジントラブルなどの故障件数が増加しています。出発前には事前に給油ポイントを確認し、車両の点検(オイル・タイヤ・冷却水等)を確実に行いお出かけください。