今冬の北海道内の高速道路における節電の取り組みについて

平成24年11月22日
東日本高速道路株式会社
北海道支社

 NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は、当支社が管理する高速道路における今冬の節電の取り組みについて、次のとおりまとめましたのでお知らせします。

1 節電の取り組みについて

 今回の政府の要請を受け、今冬は2010年度比7%の節電を目指します。

 道内高速道路の冬期における最大使用電力は夏期の約4倍以上で、そのうち6割強をロードヒーティングが占めていることから、今夏に実施してきた取り組みの継続に加え、新たに12月1日から3月31日までの間、安全を確保した上でロードヒーティングの一部を停止します。

 取り組み期間中、高速道路及びSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)のご利用に一部ご不便をお掛けすることにつきましては、あらかじめご了承いただきご理解とご協力をお願いします。

1)今冬、新たに実施する節電の取り組み(新規)

 新たな取り組みとしてロードヒーティングの節電に取り組みます。ロードヒーティングの一部を停止させる 箇所については、除雪作業や凍結防止剤の散布作業などにより安全確保が可能となる範囲に限定して行い、巡回による安全確認を徹底します。

【高速道路関係】

  1. ロードヒーティング範囲の縮小。
  2. 出口一般レーンの一部運用休止(収受員交代・故障時用の切り替えレーンの休止)。
  3. 入口一般レーンの一部運用休止(ETC/一般 混在レーンの試行)。

【SA・PA関係】

 SA・PAの施設前通路に設置されているロードヒーティングの範囲の縮小。

2)これまで実施してきた節電の取り組み(継続)
【高速道路関係】

  1. 料金所の執務室の照明減灯、駐車場照明の減灯。空調温度を冬期20℃に設定。
  2. 料金所等のオフィス内の照明をLED化。

【SA・PA関係】

  1. トイレ照明の減灯、防犯上必要な箇所以外の外周照明の減灯。
  2. エアータオルの停止。
  3. 売店(スナックコーナー含む)照明の間引き、自動販売機照明の一部消灯、空調温度を冬期20℃に設定。

【当社執務室関係】

 社屋内の空調温度を冬期20℃、照明を1/2減灯、OA機器の節電、共用部のエレベータ運転 台数の削減、エアータオル停止等。

2 不測の事態への対応について

 万が一、停電が発生した場合においても、高速道路は通常どおりご利用いただけます。お客さまが安全に高速道路をご利用いただけるよう、可能な限り自家発電設備により対応していきます。

 なお、停電の発生により、高速道路のご走行には支障が無いことを確認していますが、施設の一部では停電となり、ご不便をお掛けすることがありますので、ご理解とご協力をお願いします。